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2018_06
29
(Fri)20:00

My Fair Lady #82








「ユノ?みんな出て行きましたよ」

そっと肩に手を置いてそばに寄るのに、ユノは頑なに顔を隠したままだった。

「あんな風にみんな揶揄ったけど、本当に僕は嬉しかったんです。だってこれ全部ユノがやってくれたんですよね?」

いくらこのベッドが広くったって床一面を隈なく薔薇を敷き詰めるのは容易な作業では無い筈だ。
それを全てユノが一人で、しかも僕の居ない間にサプライズや料理の仕込みまで行ってくれていたと思えばじぃんと感動しかない。

「ゆのぉ、大好きですって、ね?僕にキスをさせて下さいよぉ」

甘えた声を出すと、ユノの頑なだった手の力が緩み。
隙間から覗く漆黒の瞳が凛とした輝きを取り戻していたのを見とめてホッと胸をなで下ろす。

そしてようやく現れたそのぽてっとした唇を恋しい気持ちで口付けをする。

「、、っ……ん、」

軽く付けて離すつもりでキスをしたのに、唇を離す暇なくユノの手が後頭部を押さえ込んだので、自ずと深くなっていく口付けに体温が上がっていった。

「…っ、ふ、、…」

口の中でユノの舌が僕の舌を捕らえて離さないので、鼻で息継ぎをする度に濃厚な薔薇の香りが鼻腔を抜けて行く。

一輪なら、微かに香る薔薇も。
部屋を埋め尽くす程の豊潤な香りは胸焼けを覚える程に強い刺激なのだ。

「…なぁ、シウォンが言う通り俺の愛は相当重い。それを知って逃げ出したくなったか?」

舌を抜かれてキスの名残が唇に残る。

「いえ、、」

「この愛おしい人を俺のものだと、一目でわかるような、そんなものを刻んで周りに知らしめたいとさえ思うような恐ろしい男だとしてもか?」

そんな事を言いながら、目の前の漆黒の瞳が揺れるのだ。
誰がどうしてその瞳から逃れようと思うのだろう…

「じゃあ、ユノはどう思います。そんな告白を受けて涙が出る程に喜びに浸れる男を。頭がおかしいと言えますか…?」

本当に目から涙が溢れる寸前だった。
なんとか堪えていられるのも、ユノの瞳が目の前にあるからで。

「チャンミン…っ」

どちらからともなく、互いに吸い寄せられるようにキスをした。


確かにこの部屋の光景をギャラリーは囃し立てたかもしれないけれど、僕はちっとも黒い薔薇の花言葉を重いとは感じなかった。
寧ろ、あの涼し気な顔をしたユノの胸の内を知れてホッとしている程だった。

僕が男であるが故に結婚も、ユノの遺伝子を後世に残す事も出来ないのに。
これ程までに深く狂気にも近い愛で縛ってくれるなんて。

願っても無い事だから、、、、



「、、っあ、…、、ァッ、」

キスだけで硬くなっていた乳首の先端をコリコリとユノが指で捏ねくり回す。

そんな風に胸の粒を摘まれると、前は感じる事も無かった体の芯がじくじくと疼き出すのだ。

「反応が随分と早くなったな…?」

「んっ、//!」

囁くように耳の縁をカプリと甘噛みをしながら、ユノの手が股間の膨らみをするりと撫でる。

そして縁から唇を離し、耳朶にキスをすると顔を胸へと移して、散々指で捏ねて腫れた乳首を唇へと含んでしまう。

「ッぁあ!…っ、、」

口に含んだまま、乳首の先っぽをチロチロと舐められて思わず声が上擦る。

いくら寝室のドアが閉まっていて、リビングまで離れているとは言え。
同じ空間に二人以外の存在があると思うと、やはり気になってしまう。

声が漏れないように手で口を覆うのをユノも目視していた。

この先ユノがどこまでやるつもりなのかは定かでは無かったけれど、もう火がついてしまった僕の体は直接触れられる事を望んでいるし。
ここでユノを制して皆んなの元に戻ると言う選択肢はもう既に無かった。

それ程、理性的な部分は飛んでいたのだ。


だけど…まさか、


「ん゛!」


胸を弄んでいたと思ったユノが突然、僕の股間の膨らみを服の上から柔く歯を立ててくるのだ。
予想外のユノのその行動に舌を噛みそうになって体をバタつかせるのに、それを押さえるユノの手の力の方が強く。
あっという間に腰から膝までの肌を剥かれてしまうのだった。

「ユノ、嫌だっ、、それは駄目だって!」

顔を退けようとした手をシーツに押さえ付けられ、抵抗の術をユノによって奪われる。

しかし、両手の自由を失っても尚、剥き出しの下半身の中心は緩く天を兆していて。
その緩りとした性器をまるでアイスでも舐めるかの如く、ユノは舌先でぺろりと雫を掬うのだ。

「ん、、ユノっ!きたな、いから…だめ、、」

口から僅かに残る理性的な言葉がついて出るのに、視覚で捉える扇情的な光景に既に目が眩みそうだった。

「本当に嫌がってるなら、ここで止めるが」

じくじくした芯の疼きが先程よりも酷くなっているってのに…

ユノは僕の真意をはかるように、再び鈴口に唇を寄せてそう問うんだ。

「だって…汚いですから、、」

「俺は別に気にしていない」

そう言ってユノは鈴口を舌先でチロチロと舐める。

「ん、ふ//!」



「ここで止めるか…?」



そう聞くユノの顔の中心を二つに割るように僕の性器がもう反り返っていて。

泣きたい気持ちで首を横に振る。


むせ返る程の香りが鼻に付いた…










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