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2018_06
25
(Mon)20:00

My Fair Lady #78








「ハッハッハ!あぁ実に愉快、ユノがこんなにも一途に恋をする様子が見れるなんてなぁ」

どうやらシウォンは本気で僕を狙ってるわけじゃなく、ただ単にユノをからかって楽しんでいるように見える。

だけど変わらずユノは僕を抱き締める力を緩める事なく、「どうだかな、隙あらば狙う鷹のようなお前の事だ。信用ならない」と吐き捨てた。


「はいはいはい、そこまでー。喧嘩するなら他所でやれ、な?」

「ヒョン、ここは俺の家だ」

「あは、そうだった。じゃあ見苦しい真似を続けるなら追い出すぞ、シウォン」

にっこりと綺麗な笑みを浮かべて言うヒチョルに対しシウォンは「ハハハ、嫌だなぁ冗談も通じないのか??」としきりに焦って弁解を始めた。

何を言っても聞く耳を持たない、ある意味打たれ強いあのシウォンがヒチョルの一声でこの有様。
よっぽどヒチョルって怒らせると怖いのかもしれない・・


「あぁぁ~腹減ったぁ~~!」

ドンへが空気を読まずに上げた叫びでハッとユノが我にかえる。

「シウォン。大人しくしているなら追い出す気は無い。だが俺はお前の相手をする程、今日は暇じゃないんだ」

時刻を確認するなりキッチンへと慌ただしく戻って行く。
その後にヒチョルも続いたので、残ったメンバーはリビングのソファに移動する事にした。

しかし、ここで不思議な現象を目にする。

ユノの家のL字型のソファは無駄に大きく、男5人が腰掛けても悠々としていてゆったりと出来る筈だったけれど。
何故かドンへとヒョク、そしてシウォンとキュヒョナは2組に分かれて体を寄せ合うように座っていたのだ。

「狭くないですか?」

折角だからもっとゆったりと座ればいいのにと思って声を掛けると、ドンへとヒョクは「ん?」と何を聞かれたのだろうと言った顔をする。

けれど反対側のシウォン達は僕の問いにすかさずキュヒョナが反応し。

「チャンミンも座れよ、な?」と自分とシウォンの間に無理無理隙間を空けようとしていたので。
そこはスルーをして2組の間にちょこんと腰を下ろした。
の、だけど…この座った位置が悪かったのか、、、


「なぁ、ユノって優しい?」
「喧嘩したらいつでも相談に乗ってあげるから」
と、ドンへとヒョクがそんな事を聞いて来るし。

「二人共いい大人なんだ、プラトニックな付き合いだけじゃないんだろう?ユノがリードを取るのかな?まさか、意外性でシムさんだったりしてな、ハハッ!!」
と、笑うシウォンの横でキュヒョナは興味ナシと顔に遠慮なく書いて営業スマイルを出していた。

「あの、、ユノは勿論優しいんですけど。ところで皆さんはいつから僕等の関係を…?」

誰かに聞く度に何故か中断されるこの疑問を恐る恐る口にすると、待ってましたとばかりにパアッとドンへが花を咲かす。

「ユノは最初からチャンミン君に首ったけだっただろ、なぁ?」

と、驚くべきことにソファにいる一同が一致の見解を見せて首を縦に振るのだ。

「え、だって最初って、、僕がお二人に初めて会ったのなんてユノを紹介された次の日でしたよね……??」

そうなのだ、ドンへが言う最初と言うのがいつを指すのかそこが重要だと思って目を丸くして聞くのに、あっさりとドンへは「そう、その日!」とドヤる。

「・・・嘘だ、そんなわけないですって」

半信半疑で否定してもドンへは続けざまに。

「こんな事に嘘吐いてどうすんよの?本当だって、なぁヒョク。ユノのあんな顔、ククッ、、」

「こらこらドンへ、思い出し笑いはいやらしいよ。あのね、ユノはあの時から恐らく本気でチャンミン君に惚れていたんだと思うよ」と、ドンへを援護する。

「ほんき!?ですか、、?」

「うん、そう。あは、嬉しい??」

答えなくても顔が勝手に火照ってしまう。

「だから多分───」「一目惚れってやつだ」

ヒョクが勿体ぶって伸ばした言葉を突然割入って来たヒチョルが言い放つ。


「ヒョンっ、、!」

これまた無駄にデカいダイニングテーブルのセッティング中だったユノが慌ててこちらの会話を阻止しようと駆け寄ろうとしていた。

「おっと、ユノに捕まるわけにはいかないよな。なんで俺達がここに居るのか、早々に役割を果たしておかないと」

「ヒョン、待て、早まるなッ!くそ、退けシウォン!!」

駆け付けたユノをすかさずシウォンが体を使って立ちはだかる。

「ナイスだシウォン。よし、そのままユノを押さえておけよ。ところでチャンミン君、ユノの好みのタイプは知ってるのかな?」

ユノは必死に僕に向かって答えるな、耳を塞げと叫んでいる。

「好みですか…?女性はあだっぽい方がいいって言われた事はありますね」

「ブッ!ユノが??あぁーー腹いてぇ、、!それ、多分虚勢だな。ユノの好みはなぁ~~」

「ヒョンッ!!いい加減にしろっ!」

ブチ切れ寸前のユノにくるりとヒチョルが振り向き、「ユノヤ。お前ちょっと煩いよ?」と言い放つとユノが押し黙ってしまうのだ。

「長身且つスラリとしたモデル体型に?目は大きく、ぱっちり二重で涙袋があれば尚良しか?鼻梁が高く、横からも真正面から見ても整っていれば最高で、唇は薄目で、中から覗く歯並びが美しい人。だったよな?」

僕はヒチョルの背中しか見えていないからどんな表情なのか分からないけれど、そう言われたユノの顔はよく見えていたんだ。

「お前さ、あまりに理想的なチャンミン君にどう接していいのか分からなくて逆におかしい程に冷たかっただろ。あれ、はたで見ててすげえ面白かっただけだから」

ヒチョルの言葉にヒョクもドンへもシウォンまでもがそうだ、そうだと賛同する。
そしてユノはと言うと、今まで見た事も無い程に顔を赤くしてわなわなと震えていたのだ・・・











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