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2018_06
23
(Sat)20:00

My Fair Lady #77










「ヒョクさん、、」

「うん?」

「…知ってたんですか、僕がユノと付き合ってるって」

「あぁ、うんそうだね。だってさ、ユノが」

と、そこまでヒョクが話したタイミングでまたインターフォンが鳴る。

「お、思ったりよりも早いね」

ヒョクは今誰が訪ねて来ているのか、知っている風に言うとドンへと一緒に出迎えに行ってしまう。



「ユノッ!」

「あ?もう落ち着いたのか?」

キッチンに立つユノを強く呼ぶのに、全く気にしてない様子で交わされてしまう。

「事前に言ってくれれば良かったじゃないですか」

クッションを外すともう通常通りのサイズに治まっていたので立ち上がってキッチンへと近付いた。

「言ったらサプライズにならないだろ?この日まであいつらがチャンミンに話したりしないかと気が気でなかったがな」

平然と言いのけるユノに「それなら最初から二人に言わなきゃいいのに…」と呆れ顔で返すとムッと顰めてしまう。

「どうしたらチャンミンが喜ぶのか、それを俺よがりに考えたら駄目だと思ったんだが」

ユノの声のトーンが明らかに落ちて、手に持っていた布巾を強く握り締めているのが見えてしまった。

よく見るとキッチンには既に仕上げが終わった料理の数々が並べてあり。
まだ大きな鍋がコンロに乗っているので、それもいつから準備していたのかと思ったら今日という記念日の大切さが急に身にしみて来たのだった。

「…喜んでないわけじゃなくて、ちょっとびっくりしてまだ気持ちが追い付いてなかったんです、、」

もしかして仕事の追い込みだって言って僕を家から出したのもこのサプライズの為だった?とか、どれくらい前からドンへ達に相談してくれていたんだろう、とか。

黙ったままキッチンに立つユノに聞きたい事が沢山あったのに。

「やあやあお待たせ、ん?どうした二人して突っ立って」

その機会を見事に新たな来客のヒチョルによって奪われるんだ。

「んー?なんだ、なんだ、タイミングが悪かったか??」

言いながらもヒチョルはぐいぐいキッチンに割り込んで、ユノの作った料理をチェックし、鍋を開けて中身を味見し始めるのだ。

「お、良い味。なぁ、ユノ、キュヒョナに後でレシピ教えておいてくれよ?よし、じゃあ盛り付けて並べるか」

いつもは僕も手伝うテーブルのセッティングを今日はユノとヒチョルの二人でおこなうらしく、手伝おうとしてもやらせてもらえなかった。

「任せておけばいいんじゃね?」

ヒョコッと出て来たキュヒョナに驚くと、「今日は店も閉めて来てんだよ」と聞いてもいないのに事情を説明してくれる。

「あ、そうなんだ」

「あぁ」

「って、キュヒョナも知ってたんだ、、?」

「あ、何が?」

「…僕とユノの関係とか、、」

「あぁ!?今頃?」

「はぁッ!?じゃあいつから知ってたんだよッ///!」

「そんなの」

そこまでキュヒョナが言ってまたインターフォンが鳴り響く。


けれど今度はドンへもヒョクも首を傾げて出迎えに行く様子が無い。


「あ」



一人、心当たりがあるのか。

キュヒョナはそそくさと玄関に向かうのだが………





「ユノ!水臭いだろ、どうして俺には相談無しなんだぁ?」


爽やかに言う割には濃い笑みを振り撒くシウォンの後ろで、キュヒョナは皆んなの視線から逃げるように顔を背けていた。

「シムさん、俺はいつでも君を迎える場所は空けておくから。これからも宜しく」

よくもそんな100日記念に相応しくない台詞を堂々と吐けるものだと、絶句をしていたら。
その隙に手を取られそうになって体を引いた瞬間にユノの匂いに包み込まれる。

「シウォン、呼んだつもりはないがまぁいい機会だろう。俺はこれからもチャンミンを渡す気はさらさらない、その目で篤と見届けるんだな」

なんか、もう、、皆んなの前で思いっ切り抱き締められて………

居た堪れないんですけど、、、、////











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