祭りのあと~東方神起 LIVE TOUR ~Begin Again~ Special Edition in NISSAN STADIUM 日産スタジアム ~

「、ん、、ふ、、、っ、、!ッ、、、、あっ、ヒョ、ンッ、、、!!」
「………しつこいし、ねちっこいし…最悪、ほんと、疲れた」
日産スタジアムの偉業を成し遂げた後の高揚感のまま、酔いに任せて二人でベッドに縺れ込んだ。
恐らくこの弟だって持て余した熱を何処かに放出したくて仕方が無かった筈だったのに。
終わってしまえば案の定、この悪態。
やってる時の下のお口を見習ってもっと素直になって欲しいと思うが、それを言ってしまうと更に修羅場が待っているので俺のお口は自動的にチャックされる。
「ヒョンは明日休みだからって、、僕は仕事なのに…」
ぶつぶつとまだ唇を尖らせているのも構わずに、その頸を撫でて情事の余韻を一人で浸った。
「ちょ、やめてくださいよッ、擽ったいから」
嫌だと言って体を捩る割にはその顔は満更でも無さげで思わず頬が緩む。
「なぁ。お前さ、俺が明日から休みなのが嫌なんだろ」
引いた首を再び引き戻して、そこに唇を寄せる。
「ンッ、!ちが、///」
そうか?と否定した弟を揶揄うように肌を舐め上げると、先程にたっぷりと掻いた汗が舌をひりつかせる。
「ん、、やめ、もうできない、、、んっ!」
これ以上する気はとうに無いのに、首を舐めただけでそっちに思考が直結するのかと、内心で笑ってしまう。
ほんとうに、可愛い弟だ。
「ッ!?なっ!やめろっ、///!!」
近頃、めっきり逞しさを増したその首筋を狙ってカプッと歯を立てると、あからさまに慌てふためき噛まれてなるものかと抵抗をし出した。
別に俺だって本気で噛むつもりは毛頭なかったが、ここまで拒まれるとつい・・・
「あぁ゛!!?何やってんだよっ!?」
「あ、悪い」
少し強く噛んだだけで、薄っすらと綺麗な歯型が入ってしまった。
「も゛ぉぉ~~悪いと思うなら最初からやるなッッ!!あぁ、、どうしよう、、ヌナに絶対見つかる……」
そうか、明後日は撮影の為に海外へと飛ぶんだったな。
「…なに、今度は何してんの、、」
「あ?舐めたら良くなるかと」
「……バカじゃね?」
何を言ってもこの兄には通じないと呆れたのか、すっかり毒気を抜かれたように屈託無く今度はケラケラと笑って見せる。
「なぁ、寂しいんだろ?」
再度しつこく同じ質問を投げかける。
すると、「んなわけあるか、子供じゃあるまいし」などと完全に照れを隠してるのがバレバレな赤い耳をさせてまだ強がるつもりらしい。
「そうか、俺は寂しいけどな。また離れて暮らすのが」
言った途端のチャンミンの顔。
「……………パボヒョン」
何泣きそうになってんだよ、お前。
そう口からついて出そうになった言葉を飲み込んで、可愛く突き出た唇を食む。
あぁ、ただただ愛おしい。
僅かな蜜月に増した愛情は如何程か。
「ヒョン」
「うん?」
「…連絡するから」
「あぁ、待ってる」
次の日、ジェニーハウスの連中から。
『チャンミンはオッパの所有物じゃないでしょう!?』と、歯型に対する抗議のメッセージが届いた事など。
チャンミンは知る由も無い。
短いですが、思い付きで書いてみました。
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