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2018_06
12
(Tue)20:00

My Fair Lady #68








アパートを解約する事を決めてからのユノの行動は早かった。

本人でなければならない手続き以外は全てユノが済ませてくれたようなもので、僕が仕事の合間を縫ってやろうと考えていた荷造りまでも手伝ってくれたんだ。

ユノの考えだと、業者に全て任せる形の引越しを予定していたみたいだったのに。
僕が『大切なプラモは自分の手で梱包をやりたい』なんて我儘を言い出したから面倒な事になってしまったんだけど。

それを聞いたユノが『そんなに大事な物なら俺がやる』って言い出してきて。
最初はどうしようかなって僕も迷ったんだけど、試しに1個梱包をお願いしたら、とても慎重且つ丁寧な仕上がりを見せてくれたユノに感動をしてしまって。
結局、僕の宝物関係は全部ユノの手によって包まれていった。



「意外と少なかったな」

「…っ、…そうですか?」

ゴミの分別も終えた部屋に残された荷物の量を見てユノはそう言うけれど、僕としては宝物を梱包した段ボールの数を考えて思わず苦笑いを返す。

「チャンミンの宝物は俺の物でもあると思ってる」

「は?」

何それ、ジャイアンですか?って一瞬よぎった考えはすぐさまユノの言葉によって打ち消される。

「マンションに戻ったら各部屋にコレクションコーナーを作ろう。毎日眺めても飽きないようにディスプレイして。どうせこれからも増えるんだろう?楽しみだな」

屈託無くそう言って微笑むユノに「ユノッ、、」と思わず抱き着いた。
心の中では”ジャイアンなんて言ってごめん”と何度も謝って、「好き好き」とギュウギュウと締めた。


「チャンミン」

抱き着く僕を甘美な声でユノが呼ぶ。

これは決まってキスを強請る合図だ。



「ゆの……っ、…」

ユノの告白を受け、プロポーズの申し入れを承諾してから格段に僕等のキスの頻度が高くなった。

そして、内容も以前よりも濃密になっていて・・

「、っ、……っ、、、ん…ッ」

鼻から抜ける自分の甘ったるい吐息に腰が砕けそうになる。
だけどその寸前でユノは必ず唇を離してしまうんだ。

それが僕等のキスの終わりの合図でもあるのだ。

「…そんな目で見ても駄目だ」

濡れた唇をユノの指で拭われても余韻だけは消え去ってはくれない。
物足りなさはお互いにあるのは分かってるけれど、ユノはいつも寸止めを繰り返していた。

「早く帰って汗を流したいな。今日は一緒に入るか…?」

最近、ユノとのキスで前よりも早く股間に熱が集まるタイミングが早まって来ていたのをユノも知っていて。
そしてユノにも同じ現象が兆し出す所でキスを中断していたのを僕も知っていたわけで。

恐らく、今日一緒に汗を流すって事が、ようやく熱を余す事なく放出していいって誘いなんだと……思うわけで、、、

「は、イッ//」

変に声が裏返った僕をユノは愛しそうに見つめ返した。



あぁ、、いよいよ…っ、かぁ…///!?















引越しの段ボールをユノのマンションに運び入れたのは手配した業者達で。
エントランスを次々と通り抜けて行く僕の荷物を、コンシェルジュの顔でトゥギは迎え入れていた。

トゥギには僕とユノがどんな関係にあるのかは言ってないけれど、多分あの人は分かっているのかもしれないと思う。

最後の荷物を運び終えてトゥギにエントランスの養生を回収し終えた旨を業者が伝えているのを遠目で眺めていたら、突然目が合ってビクッとする。

業者が報告を終えてこちらに向かって歩いているので、その後ろでトゥギがしたファイティンポーズには気付いてないんだけど。
目が合ったままの僕はどう反応を返していいのか分からずにあたふたと焦った。

ファイティンって、、えっ、えぇっ///!?


無意味な程に赤らんでいる僕を業者が怪訝な顔で見ていたのを、ユノに見られていたなんて。

僕は知る由も無かったのに・・・







更新をお休みする宣言をした筈なのに笑。
アドレナリンが止まらないのです( ̄m ̄〃)
書き上げた物の更新は20時のみに戻させて頂いてます。


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