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2018_05
29
(Tue)20:00

My Fair Lady #49








肩を落とす僕に御構いなしでシウォンが次の予定を決めようとするので、慌てて話を遮った。

「今日は僕もこれで帰ろうと思います」

実は今日、”Haven”の仕事が入って無かったので、久々に自宅へ一旦戻ってみようかと考えていたんだ。

それを食事しながらユノに話そうと思っていたのに…。
思わぬシウォンという邪魔が入ってしまったからこれからその旨をユノに電話するつもりでいたのだ。

「ユノが言ってたけど今日は休みなんだって?体調の悪い奴の元に帰ってもつまらないだけだろ」

「えぇ、まぁ。だから違う所に帰ろうかと」

「違う所?それは意味深な言い方だな」

ユノから休みだと聞かされていたシウォンはなかなか引き下がってくれそうにないので、渋々自宅に戻る事を告げると。

シウォンは元々彫りの深い顔を更に濃くしてにやりと笑う。

「それじゃあ一緒に行くよ。ユノに託された俺としては、シムさんを一人で帰すわけにはいかないんでね」

「え、結構ですけど!?」

「まぁまぁ、そう言わず。なぁ、キュヒョナ」

いきなりキュヒョナの名前が出て来て”何で?”と僕は顔に出ていたらしい。
シウォンの口から、今日は元々キュヒョナと出掛けてる予定だったと説明を受けてしまう。

「それなら尚更僕は一人でいいです、お二人の邪魔をしたら悪いですし」

つまりはデートだって事だろ、そこにどうして僕が加われるってんだ!?

「あぁ、全然遠慮する必要はないよ。なぁ、キュヒョナ」

「えっと、遠慮なんて全くしてませんけど?」

はっきり言わないと分からない人だと思ったからきっぱりと断るつもりで言った僕の腕を誰かが掴む。

「俺も今日は貴方に初めて会ったんです、そんな事を言わずにもう少し親睦を深めませんか」

そんな風にキュヒョナが僕に向けて柔和な表情を向ける割には掴んでる腕がギリギリと締まって痛い。

「親睦って、、だってそんな」

言い返そうと、腕を振り切ろうとしたのに。
そうすればする程に僕に向けられる笑顔が冷たいものに見えて来て怖くなる。

「取り敢えずあっちでね、自己紹介でもしませんか」

さっきから「~せんか」って言ってるけど、全然疑問形に聞こえないキュヒョナのその威圧感に結局僕は負けてしまったんだ。

「あ、ハイじゃあ、、」

腕を掴まれたままキュヒョナに隅の方に連れて行かれたそんな僕等をシウォンは呑気に「美人は何人居ても困らない」と高らかに笑っていた。














「え?」

「…だから、正直迷惑なんだって俺は」

本当に簡単に自己紹介をして来たキュヒョナが僕と同い年だと分かってから、キュヒョナが僕に敬語を使うのをそっこうやめた。
キュヒョナは堅苦しいのは性に合わないと言って、サバサバとした性格を前面に押し出す。

「迷惑なら行かなきゃいいのに・・」

シウォンとのこのデートが迷惑だとサラッと告白されて、それなら何で行くんだろうと普通なら思う。

「断る事が出来たら最初からそうしてる。今はまだヒチョリヒョンの許可が出てないから独立は無理だけど、将来的展望にシウォンさんとの縁は無下に出来ないだろ?」

「何で?」

「それはいづれ俺のパトロンのなって貰う予定だから」

「え、パトロン!?」

思わず声を上げてしまったら、即座にキュヒョナに足を思いっ切り踏まれてしまう。

「だから協力してくれよ、な?お前もユノさんと同じ関係なんだから分かるだろ??」

「は?僕がユノと、えっ、」


キュヒョナが言った事が気になったのに、話終わらないうちに店を一旦閉めて休憩を取ると言うヒチョルに追い立てられるようにして店を出てしまった。

今日の夜のシフトにキュヒョナは入ってないからこのまま出掛けてもいいそうだけど、、、



ユノの時も凄いと思ったけど、格の違う高級外車が僕等の目の前にスーッと止まる。

「さぁ行こうか美人さん達」

運転手付きのその車にシウォンのエスコートで優しく押し込められた。










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