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2018_05
23
(Wed)20:00

My Fair Lady #43









「早くしないと風邪を引くぞ?ってもう引いてしまってるか」

ハハッと高みの見物を決めるヒチョルを尻目におずおずと脇の毛にタオルを押し当てると、ユノは体をまた捩らせてそれから逃げようとする。

「押さえ付けようか?」

冗談とも本気とも取れるようなヒチョルの言い振りに戸惑いつつ、その申し出を断ってササッと拭いてその部分は終わりにした。

押さえ付けるなんて、そんな事をしたらユノが可哀想だ。
それでなくても他人に裸を見られてるってのに…って、

「あ!」

突然大声を上げた僕をヒチョルが何事かと見る。

「・・・」

今更だけど、今更ながら気付くのが遅過ぎたけど、、、、ユノの体って何処まで拭けばいいんだ……?

「どうしたどうした、今度は何だ?」

「あ、いや…全部拭くのかなぁと…」

最初、僕の言ってる事が分からないって顔をヒチョルはしたけどすぐにピンと来たのか、ブッハッと吹き出して、あははっと笑う。

「ヒチョルさんっ//!」

「あぁ、、いや、何なら下は俺が代わってやってもいいし」

「・・・・」

「ん?」

少し考えて一瞬ヒチョルに代わって貰おうかと躊躇ったけれど、それは駄目だと選択肢を打ち消した。

「大丈夫です。出来ます」

「あ、っそ」

僕の返答にヒチョルはにっこりと微笑む。
真意が全く読めない笑顔を向けられて、この人を敵に回したら怖いんだろうなと直感した。



相変わらずヒチョルは僕の作業を黙って見守っているので、ユノのどこをどんな風に拭いたのか隈なくチェックされている気分だった。

太腿とかそんな所も拭き終わり、いよいよ問題の箇所に差し掛かると急にヒチョルがスクッと立ち上がってベッドから降り出した。

「ユノの裸なんて見飽きてるようなもんだけど、チャンミン君のその遠慮がちな手付きは頂けないな。こっちがおかしな気分になるよ」

「やっ、それは」

「あぁ、誤解しないで。俺が勝手にそう思って見てしまうってだけの話。だから終わるまで向こうに居るから」

じゃあ宜しく、と言い残してヒチョルはさっさと寝室から出て行ってしまう。

「そんな事言われたって……」

遠慮がちになるのも当たり前だろ!?だってヒチョルがマジマジと見てるのにユノの大事な所を雑に拭くわけにいかないじゃないかーっ!!って、、叫ぶわけにもいかず。

いまだ全裸のままで横たわるユノに再び向き合う事で怒りを鎮めた。

「ユノだって好きでこんな事されてるわけじゃないんだし…」

ぶつぶつとヒチョルが居ないのをいいことに愚痴を吐きながらタオルでそっと表面を撫でた。
触れるとまだ柔らかい性器。
それなのにある程度しっかりとした形と大きさにほとほと感心させられる。

通常時でこんななら、勃起したら相当なモノなんだろうと思いながら心の中で「失礼します」と断りを入れて掌に乗せて裏側も拭く。

「重っ、」

形と大きさに相当して重量もそれなり。
繁々と見てはいけない物だと思えば思う程、目が離せない。

…無いな、あり得ない。

今回ユノの体に触れて、見る事で確信した事があった。

僕は純粋にユノを好きだと思うけど。
ユノの全裸を眺めて興奮するどころか、逆に萎えてる自分を自覚していたんだ。



ユノと、そういう関係とか。

これ咥えるとか。


僕には絶対にあり得ない。










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