岐路 episode 29
あの日を境に僕等のエッチ事情が少し変わってしまった…
前の刺激よりも後ろを解す行為が増えたんだよ、、、
やっぱり、元々ノンケの男同士がしようって言って
すんなり出来るもんじゃ無いって事をよく分かったからね
あ…でも、ユノが僕を迎え入れようとしてくれたのは凄く嬉しかったなぁ…
そのせいなのか最近、ユノを可愛く見えて仕方がない…♡
たまに一人で居る時なんか
…あの時のユノを思い出して抜いちゃったりするし…/////
なんか本当、四六時中…ユノとのエッチな事ばっかりで
これは駄目だ…と流石に思えて来て
それで僕は今、ワインバーに居るわけ
久しぶりにキュヒョナを誘ってみたら
乗り気で都合を付けてくれた
このお店の1階は一般の方、2階は芸能人用にと分けて作られている特殊なワインバーなんだ
僕はキュヒョナの名前でいつも2階に通してもらうんだけど
今日はまだ来ていないようだった
取り敢えずカウンターでいいかと腰を下ろして
カカオを確認すると
『ごめん!打ち合わせが長引いてる、先に飲んでてm(_ _)m』
とメッセージが入っていた
そっか、そっかとそれなら仕方ないねと
顔馴染みになったソムリエさんにお薦めをお願いして
1人でワインを堪能していると…
どことなくふわっと甘い香りが漂った
するといきなり
「ねぇ、あなたでしょ?ホミン…のチャンミンさん」
って、声を掛けられたんだ
突然の事に戸惑っていると
「まぁ、いいわ…ちょっと私とお話ししましょう」
と勝手に隣の椅子に座ってしまったんだ
「私、ユノの友達のソナって言うの、宜しくね」
って…にこっとされたけど目が笑ってない
って言うかソナって…ユノの元カノ!?
そんな人がなんで僕に??
でも無言でいる僕なんかをお構いなしにソナさんは尚も話を続けるんだ
近頃、ユノに電話をしても会ってもらえなくて
その理由が大切な友達が出来たらしいと人づてに聞いて
それが僕で、しかもファンの前でユノが庇ったのが信じられないとか、、、
「本当、有り得ない!前にテレビで元カノに外でキスをしてって迫られたのに人目を気にしてとか言ってたのに…だから…」
そう言うと彼女はいきなりうわぁーって…
泣き出してしまった
「わ、、私の友達が、、ユノの元カノで…ユノはいつも優しいけど…キスとか自分からする事も無いし、、いつもファンの目を気にしてたのに…って」
その後もユノはあぁ見えて淡白だとか女の気持ちが全然分かってないとか
必死に自分の事を隠しながらユノの愚痴を零して続けていたんだ
「ユノは彼女よりもファンや自分の立場を無意識に優先する男なのよ!それのに…なんで…あなたの事ばっかり…ぅっ、うっ、…」
ソナさんってまだユノの事を好きなんだ…
だから男の僕なんかにまで嫉妬して…
でも実際にユノと付き合っている僕が彼女を慰める訳にもいかないし、、、
はぁ…参ったな
「こんばんは、お久しぶりですねソナさん?」
って背後から聞きなれた声…
あっ、キュヒョナ…
その声にソナさんは慌てて涙を拭って
「ご、ごめんなさい、、、私、ちょっと飲み過ぎたのね…チャンミンさん、キュヒョン君、ごめんなさいね」
「いえ…でも、大丈夫ですか?」
心配になって近付くと
えぇ、と目線を逸らしてソナさんは奥の席へ姿を消してしまった
その後ろ姿を溜息を吐きながら見送っていると
くすっとキュヒョナが笑いながら
「自分で振っておいてまだ未練タラタラなんて…でもあながち嫉妬する相手は間違って無いから女の勘って怖いな」
って…にやにやしながら僕に意味有りげに視線を向けるんだ
「なっ、なんだよ、その言い方…」
まるで…僕等の関係を知っているような…
「チャンミナさ、最近綺麗になったよな」
動揺を隠せないでいる僕を無視して
ワインを注文しながらサラッと話題を変えてきた
虚を突かれて思わず
「へ?」
なんて返事をすると
「人前に出るようになったのもあるだろうけど…やっぱりユノヒョンのお陰?」
……何が言いたい…
ぷぷぷってキュヒョナが堪らず吹き出して
「ごめっ、、チャンミナ、動揺し過ぎ!!あははは…」
か、からかわれた/////!!!
「あは、…やっぱり、その様子だとユノヒョンと本当に付き合ってるだな…」
「!!…なんで…」
「いや、これは俺の勘?それにお前さぁ、ユノヒョンと暮らすようになってから飲みの誘い減ったじゃん」
ゔぅ、、、確かにユノと過ごす時間を作る為に外出はめっきり減ったかも
「でもそれだけじゃ…」
「さっき、事務所を出ようとしたらユノヒョンに声を掛けられたんだよ」
「えっ、ユノに!?」
「あぁ、チャンミナが酔ったら迎えに行くから連絡くれって…」
へぇ…
「その時のユノヒョンの顔が…すっげぇ優しくて、初めてあんな表情をするヒョンを見たって言うか…そんなにチャンミナが大事なの?って思って」
へぇ…////
「そう考えてたらさっきのソナさんのあれ、もしかしてユノヒョンとチャンミナってそうなのかもなってしっくり来たって感じ」
…それで勘付くお前が怖いよ
もう隠しても仕方ないか
「あぁ…そうだよ、キュヒョナの言う通りだよ」
観念して認めると
へーへー、やっぱりかと嬉しそうなあいつ…
もうこの話は終わりにしようとワインに口を付けると
「で、どうなの?本当にヒョンは淡白なの?」
ブハッ!!!
唐突過ぎるだろ//////!!わ、ワインが、、
「違うんだ?」
しつこいーっ//////!!
「いつから聞いてたんだよ…」
「ん?ソナさんが泣き始めた辺りから?」
そんな前から!?
「お前、趣味悪いよ…」
悪びれる事も無くキュヒョナはその後も淡々と質問をするから
仕方なく少しだけ事情を説明した
すると
「ユノヒョンってチャンミナの事は自制効かないのかもな、お前相当愛されてんじゃん」
って…
そうなの…?
「ユノヒョンが人前でそんなリスク犯してまでチャンミナに接しようとするなんて考えられない、ヒョンはプロ中のプロだぞ。だからそれだけお前に惚れ込んでるって事じゃないかな」
…なんか…すっごく…嬉しい////
「まっ、俺は2人を応援してるから何かあったら相談しろよ、な」
「えっ、あれ…もう帰るの?」
帰り支度を始めたキュヒョナを掴んで問うと
「早く帰ってヒョンに甘えれば?今のお前の顔をヒョンに見せてやりたいよ、くくくっ」
ぼぼぼって顔が熱くなるのが分かった/////
うっ….恥ずかしい!
キュヒョナに促されるままお会計を済ませようとすると
「こちら、ソナ様からのお詫びのお品となっております」
ってキュヒョナと僕にワインを1本ずつ渡されてしまった
キュヒョナと顔を見合わせて笑ったけど
ソナさんって…やっぱりユノが好きになった人だなって分かる
気が強くてでも不器用で素直になれない、けれどそこがまた可愛いと思わせる人…
そんな人よりも
この僕を選んでくれた
ユノに会いたい…
タクシーではやる気持ちを抑えて家路に向かった

前の刺激よりも後ろを解す行為が増えたんだよ、、、
やっぱり、元々ノンケの男同士がしようって言って
すんなり出来るもんじゃ無いって事をよく分かったからね
あ…でも、ユノが僕を迎え入れようとしてくれたのは凄く嬉しかったなぁ…
そのせいなのか最近、ユノを可愛く見えて仕方がない…♡
たまに一人で居る時なんか
…あの時のユノを思い出して抜いちゃったりするし…/////
なんか本当、四六時中…ユノとのエッチな事ばっかりで
これは駄目だ…と流石に思えて来て
それで僕は今、ワインバーに居るわけ
久しぶりにキュヒョナを誘ってみたら
乗り気で都合を付けてくれた
このお店の1階は一般の方、2階は芸能人用にと分けて作られている特殊なワインバーなんだ
僕はキュヒョナの名前でいつも2階に通してもらうんだけど
今日はまだ来ていないようだった
取り敢えずカウンターでいいかと腰を下ろして
カカオを確認すると
『ごめん!打ち合わせが長引いてる、先に飲んでてm(_ _)m』
とメッセージが入っていた
そっか、そっかとそれなら仕方ないねと
顔馴染みになったソムリエさんにお薦めをお願いして
1人でワインを堪能していると…
どことなくふわっと甘い香りが漂った
するといきなり
「ねぇ、あなたでしょ?ホミン…のチャンミンさん」
って、声を掛けられたんだ
突然の事に戸惑っていると
「まぁ、いいわ…ちょっと私とお話ししましょう」
と勝手に隣の椅子に座ってしまったんだ
「私、ユノの友達のソナって言うの、宜しくね」
って…にこっとされたけど目が笑ってない
って言うかソナって…ユノの元カノ!?
そんな人がなんで僕に??
でも無言でいる僕なんかをお構いなしにソナさんは尚も話を続けるんだ
近頃、ユノに電話をしても会ってもらえなくて
その理由が大切な友達が出来たらしいと人づてに聞いて
それが僕で、しかもファンの前でユノが庇ったのが信じられないとか、、、
「本当、有り得ない!前にテレビで元カノに外でキスをしてって迫られたのに人目を気にしてとか言ってたのに…だから…」
そう言うと彼女はいきなりうわぁーって…
泣き出してしまった
「わ、、私の友達が、、ユノの元カノで…ユノはいつも優しいけど…キスとか自分からする事も無いし、、いつもファンの目を気にしてたのに…って」
その後もユノはあぁ見えて淡白だとか女の気持ちが全然分かってないとか
必死に自分の事を隠しながらユノの愚痴を零して続けていたんだ
「ユノは彼女よりもファンや自分の立場を無意識に優先する男なのよ!それのに…なんで…あなたの事ばっかり…ぅっ、うっ、…」
ソナさんってまだユノの事を好きなんだ…
だから男の僕なんかにまで嫉妬して…
でも実際にユノと付き合っている僕が彼女を慰める訳にもいかないし、、、
はぁ…参ったな
「こんばんは、お久しぶりですねソナさん?」
って背後から聞きなれた声…
あっ、キュヒョナ…
その声にソナさんは慌てて涙を拭って
「ご、ごめんなさい、、、私、ちょっと飲み過ぎたのね…チャンミンさん、キュヒョン君、ごめんなさいね」
「いえ…でも、大丈夫ですか?」
心配になって近付くと
えぇ、と目線を逸らしてソナさんは奥の席へ姿を消してしまった
その後ろ姿を溜息を吐きながら見送っていると
くすっとキュヒョナが笑いながら
「自分で振っておいてまだ未練タラタラなんて…でもあながち嫉妬する相手は間違って無いから女の勘って怖いな」
って…にやにやしながら僕に意味有りげに視線を向けるんだ
「なっ、なんだよ、その言い方…」
まるで…僕等の関係を知っているような…
「チャンミナさ、最近綺麗になったよな」
動揺を隠せないでいる僕を無視して
ワインを注文しながらサラッと話題を変えてきた
虚を突かれて思わず
「へ?」
なんて返事をすると
「人前に出るようになったのもあるだろうけど…やっぱりユノヒョンのお陰?」
……何が言いたい…
ぷぷぷってキュヒョナが堪らず吹き出して
「ごめっ、、チャンミナ、動揺し過ぎ!!あははは…」
か、からかわれた/////!!!
「あは、…やっぱり、その様子だとユノヒョンと本当に付き合ってるだな…」
「!!…なんで…」
「いや、これは俺の勘?それにお前さぁ、ユノヒョンと暮らすようになってから飲みの誘い減ったじゃん」
ゔぅ、、、確かにユノと過ごす時間を作る為に外出はめっきり減ったかも
「でもそれだけじゃ…」
「さっき、事務所を出ようとしたらユノヒョンに声を掛けられたんだよ」
「えっ、ユノに!?」
「あぁ、チャンミナが酔ったら迎えに行くから連絡くれって…」
へぇ…
「その時のユノヒョンの顔が…すっげぇ優しくて、初めてあんな表情をするヒョンを見たって言うか…そんなにチャンミナが大事なの?って思って」
へぇ…////
「そう考えてたらさっきのソナさんのあれ、もしかしてユノヒョンとチャンミナってそうなのかもなってしっくり来たって感じ」
…それで勘付くお前が怖いよ
もう隠しても仕方ないか
「あぁ…そうだよ、キュヒョナの言う通りだよ」
観念して認めると
へーへー、やっぱりかと嬉しそうなあいつ…
もうこの話は終わりにしようとワインに口を付けると
「で、どうなの?本当にヒョンは淡白なの?」
ブハッ!!!
唐突過ぎるだろ//////!!わ、ワインが、、
「違うんだ?」
しつこいーっ//////!!
「いつから聞いてたんだよ…」
「ん?ソナさんが泣き始めた辺りから?」
そんな前から!?
「お前、趣味悪いよ…」
悪びれる事も無くキュヒョナはその後も淡々と質問をするから
仕方なく少しだけ事情を説明した
すると
「ユノヒョンってチャンミナの事は自制効かないのかもな、お前相当愛されてんじゃん」
って…
そうなの…?
「ユノヒョンが人前でそんなリスク犯してまでチャンミナに接しようとするなんて考えられない、ヒョンはプロ中のプロだぞ。だからそれだけお前に惚れ込んでるって事じゃないかな」
…なんか…すっごく…嬉しい////
「まっ、俺は2人を応援してるから何かあったら相談しろよ、な」
「えっ、あれ…もう帰るの?」
帰り支度を始めたキュヒョナを掴んで問うと
「早く帰ってヒョンに甘えれば?今のお前の顔をヒョンに見せてやりたいよ、くくくっ」
ぼぼぼって顔が熱くなるのが分かった/////
うっ….恥ずかしい!
キュヒョナに促されるままお会計を済ませようとすると
「こちら、ソナ様からのお詫びのお品となっております」
ってキュヒョナと僕にワインを1本ずつ渡されてしまった
キュヒョナと顔を見合わせて笑ったけど
ソナさんって…やっぱりユノが好きになった人だなって分かる
気が強くてでも不器用で素直になれない、けれどそこがまた可愛いと思わせる人…
そんな人よりも
この僕を選んでくれた
ユノに会いたい…
タクシーではやる気持ちを抑えて家路に向かった

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