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2018_05
06
(Sun)20:00

My Fair Lady #26







汗をシャワーで流し、着替え終わってからユノの姿を探したけど既に更衣室には居ないようだった。

キョロキョロと辺りを見渡して廊下を歩いていたら、突き当たりのロビーにモデル級の男達を見つける。
ユノと、シウォンだ。

何やら二人で立ち話をしているようだけどやたらと目立っている。

ここからだと二人の会話の内容まで聞き取る事が出来ないので、ロビーに向かっていた途中でシウォンが僕に気付いて手を挙げた。

「やぁ!シムさんは私服も可愛いんだね」

「あ・・これはユノが揃えてくれたので、僕のセンスじゃないですね」

褒められるのは嬉しいが、ユノがトータルコーディネートした結果なので複雑な思いで頭を掻いて照れを隠した。

「へぇ。ユノのセンス?この萌え袖が…」

「おいっ言ったそばから気安く触るな」

今朝ユノが選んだベージュのサマーニットはシウォンが指摘する通りに手の甲が隠れる程に長いんだけど、それを引っ張ろうとしたシウォンの手をユノが払い退ける。

「おいおい、服を触るのも駄目なのか?トレーニングの時間以外でシムさんに触れるのは禁止だって言うんだよ」

困った顔で僕をシウォンが見る。
多分助け舟を出してくれって意味合いなんだろうけど。
そんなシウォンの前にユノが出て、体で遮るようにして僕を隠した。

ユノの後ろに立ってみて分かったけど、僕はユノよりも背が高いみたいだ。
だけどユノの逞しい背中は広くてなんて頼り甲斐があるんだろうとドキドキした。

「ユノ?どうしてそんなに警戒するんだ…まさか」

「何だ」

「いや、ユノに限って有り得ない」

「だから何がだ」

にやにやと悪い笑みを浮かべるシウォンの様子にユノは完全に苛立っていた。

「ユノが俺と同じでシムさんにその気があるって事だよ。な、それだけは絶対に有り得ないだろ?」

ユノ越しでシウォンと目が合った。
その目は挑発的で悪戯を仕掛ける子供みたいに爛々としている。

多分…シウォンはユノからある言葉を引き出そうとしているんだ。

「あぁ、それはないな」

そう。ユノにこう言わせたかったんだっ、、ユノに限っては僕にその気が無いなんて分かってた。

シウォンはしめたとばかりに満面の笑みを僕に向ける。
その顔を見るのが嫌で背けようとした瞬間、僕の顎が何かに固定され、唇に柔らかな弾力がぶつかった。

「とでも言うと思ったか。それは残念だったな」

「っ、冗談だろ!?」

「冗談かどうか、その目で判断すればいい」

そう言ったかと思うと、一度離れた唇が再び僕に近付いて来て、慌てて顔を引こうとしたら後頭部をユノの手でブロックされる。
その隙に唇が奪われていた。

「んっ、」

独特なにゅるっとした感触。
ユノの舌、、!?

シウォンの目の前でわざと音を立ててユノが絡ませる。

「っ…ッ、…っ…ん…」

意識してないのに鼻からいやらしい吐息が漏れる程に口の中をユノが好き勝手に掻き回した。

「分かった、、もういいっ!それ以上続けられたら営業妨害だ、、」

見せ付けられたシウォンが顔を真っ赤にしながら割り込んで来るまで、長いキスは続き。
ユノの唇が離れた時には糸が名残惜しげに垂れた程だった。

かくっと力が抜けた腰を咄嗟にユノが支えてくれる。
密着した途端にユノの体に僕の硬くなった部分が当たってしまってカアッと顔が熱くなったのに。
ユノは平然としたままで僕の体を抱き寄せたんだ。

「見せ付けて悪かったな。だがこうでもしないと悪い虫が付きかねないだろ?」

シウォンと、そしていつの間にか集まり出していたギャラリーに僕等は取り囲まれていた。
皆んな好奇の目で見ている気がして顔を上げられない。

「ゆの、、っ」

そんな異様な空気に居た堪れずしがみ付きながらユノの名前を呼ぶと。
腰を抱き寄せたままでユノはその場から僕を連れ去った。









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