2018_05
04
(Fri)20:00

My Fair Lady #24








シウォン~~!!
ぐぬ、、絶対的確信犯だ。


これ以上シウォンのそばに居たら何をされるか分かったものじゃないから、僕はシウミンを探してシウォンの事を話そうと考えた。


「えっと、ユノと一緒だろうから…ん?何処だ??」

全身黒尽くめの男を探してる筈なのに、視界に中々それが入って来ないんだ。

キョロキョロと辺りを見渡すうちに、先にちょこまかと動くシウミンの姿を見つけた。
でもその隣にはユノが居ない…あれ?何処に行った?

「シウミンさん!」

「あ、シムさんも終わられたんですね。お疲れ様でした。あの、…どうでした?何かありました…?」

下から不安そうに猫目を揺らすシウミン。
さっきまではあんなにシウォンの文句を言おうと思っていたのに、この目で見上げられると言葉に詰まってしまう。

「あぁ…まぁ、ボディタッチが多いなぁとは感じました。あと、言動もなんだか意味深だし」

ちょっと遠回しにし過ぎたかな?
それを聞いてシウミンの目がくりっと丸みを増す。

「でも”寝たい、抱きたい”とかそんな事は言われてないんですよね!?」

前のめりでシウミンが聞くので、僕は必死に首を縦に振った。

「そんなの言われる訳無いですよ!は?シウォンさんってやっぱりソッチの人なんですか!?うわ、、、」

「あ!いや、違いますっ、、はぁ~でも良かった。ボディタッチなら僕もしますからそれは仕方ないと思って下さい」

ん?さり気なく話がすげ替えられた気がするけど…

「筋肉がどれだけ育ってるのか。今おこなっている運動がどこに作用されるのか等を確認する為にも直接身体に触わる必要がありまして。ユノさんは細かい筋肉まで鍛えてるので触れる回数は特に多いんです」

「はぁ!?」

ニコニコしながら言い切ったシウミンに対して僕が急に大声を上げたから、猫目がこれでもかって程に見開く。

「や、何でもないです、、そうなんですね、へぇ…」

「…えぇ」

猫目の奥に明らかに怯えが見える。
折角、味方に付けようとしたのに怖がられても困るので別の話を振る事にした。

「ところでユノは何処ですか?」

「ユノさんは少し前に終わったので、今頃サウナにでも入ってるんじゃないでしょうか」

「えッ!サウナ!?」

「はい。ユノさんは必ずサウナで汗を流してから帰られますよ?シムさんも良かったどうぞ」

「あ、…ハイ」

ユノがサウナ。ユノが全裸でサウナ。ユノが、、

「行ってきます!」

「はーいお疲れ様でした~」

ペコっと丁寧にお辞儀をするシウミンに見送られて一直線にサウナルームを目指した。










「失礼します…うわっ、あつ」

ユノが居るのは分かってたけど、他にも先客が居るかもしれないと警戒しながらドアを押し開けたのに。
中にはユノ一人だけしか居ないようだった。

「もう上がりますか?」

「あ゛?…お前か。いや、まだだ」

大股を開いた格好で、太腿に手を置き。
背中を屈めて頭を下げていたユノには、サウナルームに入って来たのが僕だとは気付かなかったらしい。

僕が声を掛けた瞬間、顔を少し上げたユノの髪から大量の汗が滴り落ちて行く。

「み」

「み?」

「水も滴るいい男…って表現が合うなぁと思って」

折角ユノを褒めたのに、当の本人には鼻で笑われてしまう。
言われ過ぎて耳にタコなんだろうけど、言ってしまったものは仕方がない。

「そう言うお前は濡れ鼠だな、酷い姿だ。それでも少しは硬くなったんだろ?」

不意打ちでユノが僕のお尻を摘む。
タオル越しとは言え、まさかそんな所を触られるとは思ってもみなくて。
「ヒャァ」と、奇声を上げたらユノは物凄く渋い顔をしてこう言い放った。

「シウォンには散々触られてただろうが」

って。



・・・ん?











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