2015_02
07
(Sat)00:00

岐路 episode 26







「俺と一緒に暮らそう…ね、チャンミナ」


ユノがあの日…僕の告白を受けて
口にした事は現実として叶った…

元々、ユノの事務所で僕とユニットを組んだらいいんじゃないかと案が出ていたらしくて
SMの事務所に正式に所属される事になったんだ

それと事務所側から公式にカップルを発表する事によって2人を守る方針を示してくれたんだ

その事に尽力を尽くしてくれたのがシンさんだって話で

で、ユノのマンションに前に住んでたマネージャーの部屋に僕を引っ越させたって経緯なんだけど…

その部屋は殆ど使っていない


「ユノ、起きて下さい」

「ん…もう、時間…?」

「これからご飯作りますから…ね、起きて…わっ!!」

「チャンミナ~♡」

「ん…っ…ふ…っ、…ン」

朝から…そんな…キスされたら…駄目なのにっっ

「チャンミナ、お腹空いたぁ……頂きます♡」

「あっ…!」

…もうっ…ユノの馬鹿、、、、!!





「ユノ…口の端に付いてます」

「ん?ペロッチャンミナ、今朝も溜まってたね♡」

な、、、!!!!
う゛っ…でも確かにユノと暮らすようになってから毎朝出してるのに結構、溜まっているかも

はぁ……欲求不満ってやつ…か

原因は、分かってる

朝は僕の方が目が覚めるのが早いんだけど
いつもユノの腕の中に包まれていて

寝ている時は分からなかったが
ユノは寝ぼけながらしきりに
僕の体を撫でまわす癖があるんだ

これが結構…酷で
なかなか敏感なポイントを突いてくるから
堪ったもんじゃない…本当、泣けてくる

こんな風に堂々と同棲をするようになってから
他にもユノの色々な面を知る事になってて

例えば…そう、キスが好きな所
前はよく不意打ちでされていたけど

最近は

「チャンミナ~!行ってくるよ~!」

「はーい、気を付けて行って来て下さい」

「…チャンミナ~!おーい!!チャンミナ~」

「何ですか、忘れ物ですか?」

って玄関まで慌てて顔を出すと

「うん、忘れ物♡」

「…////////…」

で、ちゅってしないと出掛けて行かなくなったし



他には、一度ハマるとそれがずっと続く事とか…

「チャンミナ~お腹空いた♡」

「はいはい、今作ってますからもう少し待ってて下さいね」

「…うん、あっ!苺発見!!」

「くすっ、練乳も買っておきましたよ」

「練乳?」

「苺に掛けて食べると更に甘くて美味しいんですよ♪」

「へぇ…甘くて…更に美味しい」

カチャカチャ

「えっ!ちょ、ユノ!?…ひゃんっ!…んんっっ」

「へぇんにゅうおいひぃね♡」

「やっ…ンッ…んっ……ぁん…っ…」

ちゅぽんっ

「これ…癖になりそう…♡」


で、今は練乳にハマって常に持ち歩いているんだけど
…たまに外でもこれをやってしまって

「なんか、この部屋甘ったるい匂いしない?」

ってスタッフに言われて
当の本人はにやついてるし、僕は赤くなって俯くばかりだよ…



はぁ……

「チャンミン、ユノとの共同生活にお疲れか?」

シンさん!!

「あー・・・いえ、意外と楽しくやってます」

「そっか…それなら良かったよ、でも無理すんなよ?チャンミンはこれから苦労が絶えないだろうから」

そうなんだ…あれから僕の環境は様変わりしてしまったんだ

密かにユニットを組む準備をしているのは事実だけど
ダンスも歌も基礎から学ばなければならなくて
本当、正直…しんどい

でもユノがいつも励ましてくれるから頑張れる…ユノの為だから…

「あ、シンさん!僕達の為に色々と動いてくれたんですよね?いつも、本当…感謝してます」

「あぁ、まぁユノにも事務所にとっても良い事だと思っただけだからな。気にすんなって」

くしゃくしゃと頭を撫でるシンさんの手は温かくてじわっと熱いものが込み上げて来て

「…本当にユノの事、大切にしてるんですね」

「長い付き合いだからな…でも、お前らの大切とは意味が違うけどな!」

えっ…?

戸惑う僕の耳元で

「イチャつくのもいいけど他の奴にバレんなよ」

って……….

「あーっ!シンさん!!チャンミナにあんまり近寄るなよ~!」

シンさんから引き剥がすユノをぽけーっと
見上げていると

「そんな顔するとシンさんの前でキスするぞ」

ってにやにやしながら言うんだ////!

「えっ、、、ユノは知ってたんですか!?シンさんに僕等の関係を……」

「あー・・・・・俺がシンさんに相談してたんだよ」

嘘…

「ユノがずっと変なのは気付いてたんたがまさか、チャンミンの事を好きだって聞いた時はびっくりしたよ。でもな、ユノに言ったんだよ…好きな奴を守るにはお前の覚悟を見せろって」

あぁ…だからユノはファンの前であんな事を言ったんだ

覚悟…そっか
僕を守る為の覚悟だったんだ

「ユノ…」

「な、…チャンミナ」

ぽんぽんって撫でられる手から優しさが伝わる…


「…あーはいはい、そうゆうのは家に帰ってからにしろ!」

ほら、さっさと帰れってシンさんに追い出されて
僕等はマネージャーの運転する車に乗り込んだ

外を眺めるユノの横顔を見つめていると
今までの思いが込み上げて…

そっとユノの手に自分の手を重ねた

僕の方から外でユノに触れる事は無かったから
ユノはとても驚いていて

でも僕は今、凄くユノに触れていたかった…

家までの道のりがこれ程長く感じるなんて
それ位、僕は緊張をしていた



僕も覚悟を決めたんだ

ユノを本当の意味で愛していく事を…













関連記事

C.O.M.M.E.N.T


はあ、シンさんがいてくれてよかった。
苦労絶えないね。頑張れ。

2015/02/07 (Sat) 01:14 | 723621mam #- | URL | 編集 | 返信

Re:

723621mam様

苦労…色んな苦労です、ふふ♡

これから楽しくなって来ますよ〜

シンさんに感謝です♪

2015/02/07 (Sat) 11:06 | shin #- | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/06/17 (Wed) 00:02 | # | | 編集 | 返信

ちぴ***様

おはようございます(。>∀<。)コメント有難う御座います♡
『嬉しかったので』は私の台詞ですよ〜\(//∇//)\
初めてのコメントってドキドキしますよね?それを思い切って投稿して頂いたんだなぁと思うと嬉しくて嬉しくて♡♡
そして今日もまたコメント貰えて顔がにやけます(〃艸〃)ムフッ
ブログを始めてから分かったんですけど、読者様からのコメントって物凄く嬉しいんですよ(o^^o)お話作るよりもコメントの返信の方が気合い入る私だったりします(笑)
拍手デー(*≧艸≦)!有難う御座います♡
分かります、どんどん続きを読みたくて拍手飛ばすの私も経験してます!
ここはお話を読んで頂けてるだけで嬉しいので大丈夫ですからね〜(#^.^#)

2015/06/17 (Wed) 08:51 | あゆ #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック