2018_04
09
(Mon)00:00

いとしの癖っ毛#8 -向日葵-

チャンミンの意向通り、綺麗になった花壇に花を植えた。

赤とか黄色とか様々な色の花の中で唯一俺も馴染み深い向日葵は種からあっという間に育ち、その背丈は俺の肩を超す勢いだった。


「あとで水遣りに来るからな、取り敢えず俺が水を補給しないと死んじゃうからさ」

太陽に向かってまだ成長を続ける向日葵にそう言葉を掛けると、足早に二階に駆け上がった。




今日は午前中だけ仕事で、午後から休みという変則的なシフトを組まされていたのを俺はちっとも不思議には思わなかったんだ。

だけど上司の指示通りに向かった先に俺を待ち受けていたのは、うちの会社のオリジナルマスコットであるTB君の首と胴体だった。

でもその時点でも俺はてっきり他の人が入るもんだとばかり思い込んでいたのに、、、

イベントに同行していた先輩はテキパキと動いて俺にそのマスコットの中に脚を折り畳んで入るように指示をし出した。

小さな子供が思いっ切り体当たりしてもいいように最初からガタイのいい男が入る設計で出来てると、先輩は自慢気に話して聞かせてくれたけど…

着た瞬間から汗が滲み始めた俺にはそんな話はどうでもいいような事に思えた。


そんなわけで、体力の消耗が激しいこの業務には必ず午後休がついて来るらしい。


だから一刻も早く、汗を流したいんだっ!!






「チャンミン~!帰ったよ~ゆるキャラに殺される所だったんだよ~~~・・・あ?チャンミン居ない、、、?」


居間のドアを開けた瞬間から冷気が俺を迎え入れてくれるのに、一番労って欲しい人が見当たらない。

「トミーさんのとこかな…?はぁ、まぁいいやシャワー浴びてこよ」


汗で張り付いたYシャツを脱ぎ捨てながら風呂場へと向かう。
チャンミンが居たらお小言の一つでも飛んで来そうなもんだけど、今はそれどころじゃ無かった。

早く早くさっぱりしたいんだっ!!





「お、っと…」


パンイチで風呂場に近付くと、くぐもった感じで鼻歌が聞こえてくる。

チャンミンは風呂場にいたのか…


だけど、焦る気持ちとは裏腹に最後の一枚となったパンツを下ろそうとしたら何かに引っかかって思うようにスルリと脱げずに手間取る。


「あ、…ははっ、どんだけだよ俺」


引っかかってたのは勃ち上がり始めていた俺の息子だったんだ。









「ただーいまっ」

「わっ、ユノ、?!」


勢いよくドアを開けると、チャンミンは体をたっぷりの泡で包んで振り返る。
そして浴室に入ってきた俺の体を見ては顔を赤らめて恥じらうんだ。

今日まで結構な回数ヤッてる筈なのに、いまだにこんな反応を見せてくれるチャンミンに毎度俺はデレるわけで。


「なぁ、俺も一緒に洗って?」

引いたチャンミンの腰をわざと俺の勃ち上がってるそれに擦り付けると、うっと短い悲鳴を上げた。

泡の力を借りて緩々と腰を振ると、チャンミンのそれも徐々に天井に向かって勃ち上がり出していた。


「庭の向日葵みてぇ、、、」

真っ直ぐに伸びる向日葵のように、二本の男根を例えるとチャンミンはブッと吹き出した。

「…バカ?」

「え、今頃気付いた?」

泡のついていないその唇を啄みながら戯けて見せるとチャンミンは「…ごめん、知ってた」とはにかむ。


泡だらけのチャンミンの背中をそっと撫でて引き寄せると、カリ同士が擦れ合う。

「あ…っ………ゆのっ…」

手を使わずして腰だけを揺らすとチャンミンの口から吐息が漏れて俺を煽る。


「な。…どっちが先にイカせられるか勝負しよ、勝ったら願い事一つな…」

どっちも負けず嫌いな俺達は昔からよくそんな遊びをしていた事をふと思い出す。

「わかった…いいよ」

チャンミンは案の定受けて立ち。
早速、俺のを握り込むと緩やかに扱いた。


負けじとチャンミンのを手の中に収めて、同様に扱き始めてみたけれど、俺には秘策があるんだよね。


「っ、…」

ツーっと俺は空いた手で双丘を滑らせるとチャンミンは短く呻く。

「ちょ、それ、、反則ッ///」

どうやら俺の秘策はもうバレてしまったらしい。

「んー?別にここを触るな、なんてルール決めてないし?」

「それなら僕だって!アッ//…っ、ま、って、、」


チャンミンも仕返しとばかりに俺の尻を狙って手を伸ばして来たので、届くよりも早く指を双丘の窪みに差し込んだらチャンミンは脱力してしまった。


あは、予想通り、まだ柔らかいし…


「ここ、俺の形をまだ覚えてんじゃん?」

決して緩いわけじゃないのに、もう既に指を三本も飲み込ませている。

朝もここは俺を受け入れていた場所であって。だから指で弄るうちに、そこから与えられる快感の良さまで思い出されて俺の方が危うくイクところだった。

「…あぶね、、チャンミン、イクか?」

もう弄られすぎて勝負どころではなくなっているチャンミンはガクガクと頭を俺の肩に押し付けて頷く。

チャンミンの両手は俺の首に回されている。

とうに、試合は放棄されていたらしい。


「チャンミン、顔こっち」


億劫に頭を持ち上げながらも、チャンミンは俺の言う事に従順だ。



“チャンミンのイク顔が好きなんだ”


いつだったか、俺がそんな事を言ってからチャンミンは恥じらいつつも俺の望みを叶えられる範囲でやってくれているからだ。




ゆらりと揺れながら俺の目の前にチャンミンが立つ。


キスを欲しそうに下唇を噛んで耐えているのがまた、可愛いんだ。

その間にも俺は手を休めることなく扱いたり、後ろを抜き差ししたりと確実にチャンミンを追い込んで行く。


「はっ、、も…、、イッ、、!」


イク時。

チャンミンはぎゅっとあの大きな瞳を瞑って快感を全身で味わう。


その快感を味あわせているのが、自分だと思うだけで俺も一緒に鳥肌が立ち。自分までもがイッたみたいな感覚になってしまう。



「お、っと」


全身を駆け巡った快感の波を逃がし終えるとチャンミンはくたりと力を抜いて俺の腕の中に倒れてきた。

俺は片腕でチャンミンを支えながら手早く自分のを扱いてチャンミンの体に掛けると、それらを一気にシャワーで洗い流した。

















「お願いって、…これ?」

チャンミンはぺたりと俺の腹の上に腰を下ろして困ったように眉尻を下げる。


風呂場を全裸のまま出ると、少し休憩をチャンミンに取らせて。俺は早速お願い事を伝えてみたのだけど…


『じっくりとチャンミンの中から俺のが出たり入ったりするのが見てみたい』って言ってみたら自然とこの体勢になった。


チャンミンの受け容れ口はもう慣らす必要も無く、俺のを容易く飲み込みそうなのにチャンミンは躊躇してなかなか腰を上げようとしない。


「あのさ…すっ、ごく///恥ずかしいんですけど!?」

ウーウーと顔を赤くして唸るチャンミンを俺は下から微笑ましく見つめた。

「ほんとっ、そんな顔反則だよ///!?」

口調は怒りつつもチャンミンは腰を上げてくれる。

優しいよね、チャンミン。
俺のこと、相変わらずラブだもんね。

あ、俺も勿論、ラブだよ。


既に俺の息子はゴムを装着済みでスタンバイオッケーなので、チャンミンは跨ったままで微妙に尻の位置をずらす。



はぁ、、

思わず溜め息が出そうになってそれを飲み込んだ。

いつもは俺がチャンミンの脚を開かせて挿入する立場だからか、視点が違うだけでこんなにもエロく見えるとは思いもしなくて…


「一度イッたのになんか大きくない…?」

実際、俺の息子はチャンミンが驚くのも納得の硬さと張りだった。


「入るかな、、、…ん、っ…」

ガチガチにいきり勃った俺のを自分の尻の窪みに当てがっては、チャンミンは吐息を漏らす。


だから、それがヤバいんだって…


力むと入らないのを知っているので、チャンミンは力を抜こうと必死になっていて。だからか、その表情もかなり無防備でこれまた普段は見れないチャンミンの顔なんだ。

お願いまではまだまだ先なのに、入り口でこんなに視覚的にヤられてたら俺ってこの先どうなるの…?














答えは、予想以上、期待値を軽く超えた。




「はぁ……ん、、あ、………っ…ん゛……あ、ぁっ……」



チャンミンは俺の息子をゆっくりと時間を掛けて体内から押し出そうとする。
その時のずるりとした感触もさる事ながら、体勢がキツくないようにとM字開脚で恥部を晒すチャンミンにヤられた。

チャンミンから生み出された俺のを、再び同じ時間を掛けて体内に取り込む画がもうっ淫乱過ぎて!

恐らく風呂場で一度出してなかったら多分、速攻でイッてた筈だった。


良かった、、一回イッといて。


チャンミンが俺のを抜き出そうとするとぬるぬるした男根がゆっくりと顔を見せた。

あ、・・ヤバイっ、、


チャンミンの受け容れ口がパクパクと本当の口みたいに開いたり閉じたりして俺のをまたゆっくりと出した時と同じように飲み込んで行くから。
…なんかどこか頭がおかしくなりそうだった。


何度も何度も、その画の繰り返しなのに、、、、俺のが今まで無いほど怒張して痛い。

「っ、、チャンミン、、イキそうだ、、!」

「だめ…まだ、、、あっ・・・っん、、」


イキそうな俺のをチャンミンが咄嗟に握り込んで寸前で止めてしまう。

「な、に、、するんだよ…!」

イケないわ、チャンミンの中からは完全に出されるわでちょっと俺も冷静さを欠いてキレ気味状態。

「だって、、まだ…」

「あ?…何だよ、まだって…」

「ユノの・・・」

「あ?俺の?」

「ユノので、、もっと感じてたかった…から、、、」

尻すぼみで最後は蚊の鳴くような声だったけれど、チャンミンは確かにそう呟いた。


「…チャンミン、、」

するとチャンミンは待てないとばかりにピークを過ぎてだいぶ落ち着いていた俺の息子を再び扱いて勃たせると。

「あ・・・っ、ゆ…の・・・ンッ、、」

ずぶずぶと、まるで飲み込むように俺の屹立を尻に沈ませた。

「っちゃ、ん、、みん…!」

「ゆ…の・・・、、ごめん、、まって、、アッ、・・あっ・・」

俺が堪らずに下から腰を揺すれば、チャンミンは体を反らしてめいいっぱい脚を広げてその振動を拾おうと必死だ。

「ヤバイって、、ほんとっ…」


なら見なきゃいいのに、俺も。

だけど見ずにはいられないのが男のさがだから、チャンミンがどんどん卑猥に腰を振り出していやらしく乱れても、もう止める気はなかった。



その後、チャンミンは俺のお願いをすっかりと忘れ、自分のイイトコロ探しに没頭したんだけどね…


あぁ・・・俺の目が GoProだったら良かったのに・・・






















そんなこんなで隣の部屋のボア姐さんとスグンが先週から帰省しているのをいいことに、ヤリっぱなしで体力を大幅に消耗した俺達は昼飯も食わずに結局チャンミンのスマホが鳴るまで爆睡だった。


「あー・・・。ユノ、あのさぁ…」

通話をしながらチャンミンが頭を抱えていたからてっきり編集者かなって思ってたんだけど、チャンミンはそれを否定して、困り顔で俺に頼み事があると言った。




「えっ!おじいさんちに行ってくれって!?」


明日がチャンミンのおばあさんの命日なのは前々から聞かされていたから俺も知っていたんだけど。
どうやらその段取りの一つが、ここの庭の隅で耕している畑の西瓜を持って行くのだと言う。

今日の夕方までに持って行く約束をしていたのに俺が盛ってしまったから、、、


はい、行ってきます、勿論、行かせて頂きます!

チャンミンの腰は明日まで使い物にならないからね…俺の所為で、ははっ、、


「あ!あと向日葵にも水遣り宜しくね?」

チャンミンは花壇の花達の中でも特に向日葵を大切に育てている気がする。
そう言えば、光州の家でも夏が近付くと必ずチャンミンは向日葵の種を蒔いて大きくしていたような…


「チャンミンって、よっぽど向日葵が好きなんだな」

よしよしと、チャンミンの癖毛を撫で付けて言うと何故だか焦ったように枕に顔を突っ伏してしまうんだ。



それから、押し殺したように枕越しで。







「…ユノみたいだから、向日葵が…」




って。











開花した向日葵に向かってチャンミンが顔を寄せていたのを何度か目撃した事が昔あった。

背比べでもしてんのかな?って思って眺めていたけど、、、





あれってもしかして…………?








「もう向日葵でキスの練習しなくていいんだもん、な?」




タオルケットを頭まですっぽり被ってしまったチャンミンのその行動が答えだった。



過去を振り返って、そこに共通の思い出があるのがこんなにも嬉しいものだとは思いもしなかった。




今日のチャンミンも、昨日のチャンミンも。

そして明日のチャンミンも。




俺は余すことなく、覚えていたい。














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