2018_04
04
(Wed)00:00

いとしの癖っ毛#3 -うっかり-

ついうっかりこの前みたいにキーちゃんの前でトミーさんが好きなんだろ?とか言いそうになったり。

ちゃんと出掛ける前にチェックしたと思ったのに玄関にスマホを置き忘れてしまったり。

乙メンはナイーブだって言われてから慎重に取り扱うようになっていたってのに、正真正銘の乙女には気配りゼロで、ボア姐さんに年齢を聞いて怒らせてみたり。

俺が昔からうっかりなのはチャンミンもよく知っている事実。

そんな俺だから、チャンミンと戯れみたいな啄ばみキスをしてて舌をねじ込んでしまったのはうっかりの範疇か否か。



「ヒョ、、ンッ///」

近頃、俺の呼び名が”ユノ”になってたのを今更ながら気付く。

今、ユノって呼ばれたら擽ったいけど。
ヒョンってのもなんだかちょっとね。



「チャンミンが嫌ならやめる」

少しだけ絡んだ舌を抜いてそう告げると、チャンミンは名残惜しいってもろに顔に出しながら訴えた。

「なわけ無い、、っ」

勢い余って何とやら。
顔面ごと俺に突っ込んで来たチャンミンは見事に前歯をかち合わせて玉砕した。

「いだっ!ふ、ふふっ、ふはは!チャンミ~ン」


ウーウー唸りながらチャンミンはかち合った前歯を押さえて俺を見上げる。

とってもいい雰囲気だったのにね。
ほんと勿体ないよ、チャンミン。



だけど俺はそんな事でめげたりしない。




「唇ぶつけなかったか見せてみ、ん?」

口元を覆う手を取り払い、まだ涙目で俺を見つめるチャンミンの唇を確かめる振りをして唇を重ねた。

いつもやる軽いキスでさえ、俺が顔を寄せるだけで目を瞑ってキス待ちをするあのチャンミンが。
驚きのあまりバサバサと長い睫毛を瞬かせる。

目を開けたままでキスをするってのも初めてだけど、なんだか悪くないかもって思った。

思いっ切り目が合ったまま。
口の中はもろに舌の感触を確かめる感じで絡みつく。

舌と舌が組んず解れつ、相当いやらしい感じだ。


「ヒョ…ン…や、///」

「ん?」


チャンミンを床に倒して上から乗っかると硬くなったアレとアレがごっつんこ。

なんだ、いつの間にか俺もちゃんとチャンミンで反応出来るようになってたじゃん。
って、思ったら何でも出来そうな気がした。


「チャンミン、舌出して」

戸惑いながらも差し出された舌を覆い被さる形で貪った。

チャンミンは相変わらず目を瞑る事を忘れて俺を凝視していたけれど。
濃厚なキスを交わす度にその瞳はどんどん蕩けていく。

「っは、…ん、、、っ…」

口から漏れ出る吐息は俺の思考をぐずぐずにしていった。



















キスをやめて、下着を脱いでみたらお互いにガッチガチになっててちょっと引いたけど。

チャンミンがそんな空気を読まずにガチガチのそれを躊躇なく口に咥えるから、また俺の中のスイッチがオンに切り替わる。




引いてた数分前の俺を叱責してやりたいって思うくらいにチャンミンの口淫は気持ち良かった。


半端じゃない。


やば、チャンミンって上手い…?


「、、ん、……ふっ、、、」


不覚にもって言うか。
声を漏らさずにいられない程のチャンミンの手管に陥落し、快楽の狭間でなすがままの俺をあの大きな瞳が見据えていた。


「、、っ、チャンミンッ」


どくんと大きなうねりに飲み込まれる前にチャンミンの顔を離そうとしたのに…

イッた俺のそれを全然離してはくれない。


「やめろっ、離せって、、」

俺だって口ではそう言いつつも無理矢理引き剥がそうとはしていなかった。


だって、初めてなんだ。

昔付き合ってた彼女は口でシテなんて言えるような娘じゃなかったから。
俺のを咥えてくれたのも、こうしてイカせて飲んでくれたのも、、、チャンミンが初なわけで…


「ん、、、っ、、!」

チャンミンは残滓まで丁寧に啜るつもりなのか、また俺の股に顔を埋める。

イッたばかりで触れられて思わず声を上げてしまった俺は、舐めながら愛おしげに見つめるチャンミンと目が合った。

「クッ、、」

下半身にいきなり熱が集中すると貧血を起こすって聞いた事があったけど、まさに今の俺がその状態。


熱を帯びてもたげ始めたそれをチャンミンがべろりと舐め上げる。

真っ赤な口が開いたかと思ったら俺の先っぽから垂れていた雫を吸われてぞくっと背中が粟立つ。

「ま、て、、ちょ…っ、とまて…」

角度も硬度も増してぶるんと体の中心で存在感を発揮している自分の雄を目の前にしてまだ戸惑いが残っていた。

心ではまた口淫を期待しているのに、チャンミンがそれをしてくれるのがどこかで怖いと思っていた。


だから…













「なんでそんな、、、慣れてんの…?」














うっかりじゃ済まないって。

後から気付いても遅いんだって。











俺のそんなボソッと呟いた一言でチャンミンは酷く傷ついていた。





















「チャンミン…」

恋人は今夜も多分、帰って来ない。

俺は寂しく布団に残る微かなチャンミンの香りに縋っていた。

チャンミンの匂いが無いと眠れないって、俺どんだけ………






「馬鹿だな、俺」








今頃になって気付くんだ。

どれだけチャンミンを好きになってたのかを。






逢いたい、チャンミン…






逢って謝りたい。









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