2017_09
04
(Mon)00:00

イクメンウォーズ Season2 #38








「ん」


固まる僕をよそに園長はまた唇を突き出してキスの催促、、

ええっと、、何この展開…?

「あのぉ~・・」

恐る恐る声を掛けてみたら、突き出していた唇はへの字に曲がり。
あどけない姿は一変して眉と眉の間をギュッと寄せて、途端に強面になってしまう。

「あぁ゛?したくねぇってか、チッ」

キスにすぐ応え無かったから、明らかに分かりやすく拗ねたみたい…

「あの……何でさっきからキスばかり強請るんですか?」

ずっと抱いていた疑問をそのままぶつけてみたら、園長の唇はへの字のままむうっと唸る。

「あのぉ…特に理由が無いなら別にいいんですけど、、、」

正直、キスが嫌なわけじゃないんだから強請られるままにしてもいいんだけど。

だけど何となく引っ掛かるんだよねぇ…

キス、キス…きす、、、

…………ん、ま、さ、か、、?


「いや、、まさかな…」
「ん、何だ」
「え!あー、、、」

キスで思い当たる事が実は一つあるんだけど・・・まさか、、ねぇ、、?


「あのぉ、、園長…?」
「あ?」
「や、違ってたらほんと、すみません!」
「あ゛?」

はあぁ!言う前から青筋立ててるし、、怖っ!!
だけど、だけど、だけど、、もしかしたら……もしかしたらぁ~・・・

「…コウ君とのキス、実は気にしてますか…?」
「・・・・チッ」
「………」


僕が聞いた事に対して、園長は舌打ちしか返して来なかったけど。

怯えて縮こまる僕の所まで、ペタペタと裸足でゆっくりと近付くと隣の席にストンと腰を下ろしてしまうんだ。

そして僕の顔をマジマジと見つめるなり、チョンと唇を僕のそれにくっ付けた。

「ぇ、、?」

触れるだけのキスに戸惑っていると、またふわりと唇が重なる。

「……?」

これも何だかな…デジャヴ、、


ふわふわと何度か啄むようなキスを繰り返したのち、園長は僕の唇から距離を取ってこんな事を呟いたんだ。





「…お前、隙あり過ぎんだろ」




って。








やっぱり。

コウ君に妬いてたんだ…













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