イクメンウォーズ Season2 #33

「おい。行くぞ」
「え、、何処にですか…?」
急にそう言われても腰から下が思うように立たなくて、、、
「チッ、…自分で蒔いた種だと思うと情けねぇな」
「は、、?」
「あ?…チッ、分かんねぇか。あのな、俺は自分が情けねぇつってんだ。チャンミンをこんな目に遭わせちまった自分にな。おらっ、ちゃんと掴まってろ」
言うなり僕の身体をヒョイッと持ち上げると、そのまま抱き上げてしまう。
「え、わっ、、まだ何も処理してないのに、、!」
実際、腹の上に撒き散らした精液もそのままなわけで。
僕を抱える事によって園長のスーツは有り得ない程に汚れてしまっていたんだ。
「んなのいっぺんに綺麗にすりゃ問題ねぇだろうが、いちいち騒ぐんじゃねぇよ。ったく」
相変わらず口調はぶっきら棒なのに、僕の身体を包む腕の力は柔らかくて…
お、、?もしかして、、気遣ってくれてるのかな、、
なんて期待もしちゃうんだけど。
リビングを出てこれから連れて行かれる先が恐らく風呂場である事は明白だから、、、、
またイタシちゃうのでしょうか……とか、、
考えるわけで……
だって…嫌って言う程啼かせるって言ってたし、、、
「おい」
「ひゃ!は、はい、、」
「何びびってんだ、あ?」
「あ…いや、、そのぉ…」
「言いたい事あんならはっきり言えよな。また腹ん中に溜めて愚痴愚痴されんのも面倒くせぇし」
「ぅ…、」
園長の逞しい腕の中でもじもじ身体をくねらせている間にも着々と目的地は近づいていた。
「えっと…」
「何だってんださっきからよぉ、あ゛ぁ!?」
「ひっ!言います言います、、!」
流石にこんな至近距離で凄まれるとホンモノのヤクザみたいに怖いんですけど…
「あの…お風呂場でも、、しますか、、?」
恐る恐る勇気を振り絞って尋ねたら、数秒の間があってからボソッと。
「…しねぇよ」
って。
一応、あのニュアンスで意味は伝わっていたみたいでホッとするけれど、、、
消えていた筈のこめかみの青筋がまた復活したってのは一体どう言う事なんだろうか、、!?
「あれ、!?そのまま入るんですか…?」
ずかずかと僕を抱えたまま、浴室のドアを思い切り開けたかと思ったら。
園長はスーツを着たままの状態で僕の身体を洗おうとしていたんだ。
「仕方ねぇだろうが、お前に風邪引かれちゃ俺が困んだよ」
言いながらも雑な動きでザッと僕が腰を下ろした椅子の辺りをシャワーのお湯で暖めたり。
部屋の室温と今僕らが居る風呂場の温度差で僕の身体が急激に冷えないように配慮する為にスーツを脱ぐ手間を惜しんだんだって、、、
漸く気付いた頃には僕の全身は泡にまみれていた。
「…昼間っから悪かったな」
ポソッと珍しく囁くような懺悔を呟かれると、今の今まで忘れていたのに僕の代わりにお腹が盛大に鳴って。
まだお昼ご飯を食べていなかった事を気付かせたんだ。

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急にそう言われても腰から下が思うように立たなくて、、、
「チッ、…自分で蒔いた種だと思うと情けねぇな」
「は、、?」
「あ?…チッ、分かんねぇか。あのな、俺は自分が情けねぇつってんだ。チャンミンをこんな目に遭わせちまった自分にな。おらっ、ちゃんと掴まってろ」
言うなり僕の身体をヒョイッと持ち上げると、そのまま抱き上げてしまう。
「え、わっ、、まだ何も処理してないのに、、!」
実際、腹の上に撒き散らした精液もそのままなわけで。
僕を抱える事によって園長のスーツは有り得ない程に汚れてしまっていたんだ。
「んなのいっぺんに綺麗にすりゃ問題ねぇだろうが、いちいち騒ぐんじゃねぇよ。ったく」
相変わらず口調はぶっきら棒なのに、僕の身体を包む腕の力は柔らかくて…
お、、?もしかして、、気遣ってくれてるのかな、、
なんて期待もしちゃうんだけど。
リビングを出てこれから連れて行かれる先が恐らく風呂場である事は明白だから、、、、
またイタシちゃうのでしょうか……とか、、
考えるわけで……
だって…嫌って言う程啼かせるって言ってたし、、、
「おい」
「ひゃ!は、はい、、」
「何びびってんだ、あ?」
「あ…いや、、そのぉ…」
「言いたい事あんならはっきり言えよな。また腹ん中に溜めて愚痴愚痴されんのも面倒くせぇし」
「ぅ…、」
園長の逞しい腕の中でもじもじ身体をくねらせている間にも着々と目的地は近づいていた。
「えっと…」
「何だってんださっきからよぉ、あ゛ぁ!?」
「ひっ!言います言います、、!」
流石にこんな至近距離で凄まれるとホンモノのヤクザみたいに怖いんですけど…
「あの…お風呂場でも、、しますか、、?」
恐る恐る勇気を振り絞って尋ねたら、数秒の間があってからボソッと。
「…しねぇよ」
って。
一応、あのニュアンスで意味は伝わっていたみたいでホッとするけれど、、、
消えていた筈のこめかみの青筋がまた復活したってのは一体どう言う事なんだろうか、、!?
「あれ、!?そのまま入るんですか…?」
ずかずかと僕を抱えたまま、浴室のドアを思い切り開けたかと思ったら。
園長はスーツを着たままの状態で僕の身体を洗おうとしていたんだ。
「仕方ねぇだろうが、お前に風邪引かれちゃ俺が困んだよ」
言いながらも雑な動きでザッと僕が腰を下ろした椅子の辺りをシャワーのお湯で暖めたり。
部屋の室温と今僕らが居る風呂場の温度差で僕の身体が急激に冷えないように配慮する為にスーツを脱ぐ手間を惜しんだんだって、、、
漸く気付いた頃には僕の全身は泡にまみれていた。
「…昼間っから悪かったな」
ポソッと珍しく囁くような懺悔を呟かれると、今の今まで忘れていたのに僕の代わりにお腹が盛大に鳴って。
まだお昼ご飯を食べていなかった事を気付かせたんだ。

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