イクメンウォーズ Season2 #9

…スッと離れた園長の手。
それが僕の脱ぎかけの下着に伸ばされたのは目の端で確認したんだけど。
足から下着を脱がせ、それから上に着ていたTシャツを首から抜かれても。
もう、なすがままだった。
身体全体が発火したみたいに火照り状態が持続していて。
園長の指先とか、唇とかが触れる度に僕はただ。
「、、んぁっん!」とその刺激に身を悶えるだけ。
全身が性感帯かってくらいにあちこちにスイッチが埋め込まれちゃってる。
だけどそれを園長も分かっていて、わざと普段は攻めないようなポイントを突っついて来るんだ。
腕の筋肉の無い所なんて何が美味しいのか、、、柔く食んで舐めて吸って。
「ぁ、、あぁ、、、っあぁん」
あァ、ッ、普段なら絶対に感じないのに……ん、、、
自分でも驚く程に色っぽい声が無意識に出ちゃうからこれ以上は止めて欲しいけど。
今の僕には「あ」とか「ん」しか出ないようになってしまっていた。
そして突然、もわりとした吐息が下半身に感じる。
身体中に拡散していた熱が一点に集まり出した…
「熟れ過ぎたか…」
独り言みたいな呟き。
やっと。
やっと、、、核心に迫る言葉が、、、
舌先が雫を掬う。
だけどそれだけじゃまだ全然足りないんだ。
だって、、、そんなんじゃ分からないでしょ……?
舌をもっとそう、、、、、
うっ、、離れた…何で、、!?
「、、、もっと、、、!」
「…もっと。何だ?」
はぁ、、、酸素が薄い…こんなに焦らされて頭がクラクラする……
「も、、、っと、、、舐め、、、」
最後の言葉を言い切る前に。
僕が欲しくて欲しくて待ちわびていた刺激が落とされた。
含まれた口内によって熱く滾る熱が噴火寸前まで追い詰められて、、、
「あぁ、、あぁぁぁぁ、、、!!」
脳内がスパークするって表現がぴったりだと思った。
散々焦らしに焦らされて、限界値を超えていた所にいきなり与えられた快感の衝撃波。
正直、僕は愛撫そのものを舐めていたかもしれない…
まさか。
こんな世界が見れるなんて、、、
「ぁ、、、、、っ、、、、かはっ、、」
…これは後で園長から聞いた話だけど。
僕は完全に意識を飛ばしちゃったらしく。
全身を痙攣させながらも滾った切っ先からはだらだらと白濁を噴き出させて。
挙げ句の果て、白眼を剥いていた。
とか……
それを話し終わった後の園長は若干不敵な笑みを浮かべて口の端を緩ませたんだけど。
「お前……本当、飽きねぇな」
そう言ってエプロンの裾から手を差し入れて来た時には、既に僕のお尻には硬いモノが押し当てられていたんだ。
って、それは今朝の話であって、、、
「……っ、、いたた、、」
朝から二回とか、、、流石にあり得ないだろーーーーっ///!?
「あら~チャンミン先生がガニ股だなんて珍しいこと♡」
「えっ///!あの、、その、、」
「いつもの内股も可愛いですけど、ガニ股姿も男らしさが垣間見れて何だか新鮮ですね~♡」
保護者にそんな風に指摘を受けてあたふたしている僕を……
保護者の影から無表情な園長代理を見つけた時のこの気まずさったら、、、
もうっっっ、、仕事で挽回してみせますよ///!
・・・と、言いたい今日この頃の僕なんだ……

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