2016_11
19
(Sat)00:00

イクメンウォーズ Season2 #3









はあぁぁぁぁ…………


思わず、朝から重い溜め息が出てしまう。


「あぁん?何だその顔は。文句あんのかよ」

「…いえ、、、」


文句付けるとかそんなんじゃないんです、ただ貴方がカッコよすぎて憂鬱なんです。

………なんて言えるか///!


今朝、キッチンで朝御飯の支度をしていたら。
後ろからギュッと抱き着いて来た時は上半身裸にスエットパンツという格好だったのに。

朝食を済ませて一度自室に戻って着替えて来ると、途端に爽やかなポロシャツスタイルへとチェンジって…

髪の毛は固めずに相変わらずストレートだし。丁度、目に掛かる部分は動く度に音を立てて流れるようにサラサラで。

年相応の若さが溢れる好青年そのものの園長に、僕は毎朝キュンとしてはまた溜め息を漏らすんだ。


それで決まっていつもそんな風にボーッと見惚れる僕を園長は鼻で笑いながら。


「ボケっとする暇あんならもう一回抱くぞ」


と、脅す。

だから慌てて僕も部屋着から動き易い服へと着替えようとするんだけど。

後ろからついてきた園長にすかさず抱きすくめられ。


「あっ…また、、、ですか、、!?」

「まぁな、マーキングってやつだ」

「ま、、マーキングって///」


くくっと笑いながらもその唇は僕の露わになった背中に触れ、ギュッとキツく吸われ。


「浮気すんじゃねぇぞ」

「しませんよッッ///!!」


そのキスマークは僕から見えない部分にくっきりと残されるんだ。

見えないから尚更気になるし、見られても困るしで。

自然と厚手の服を選ばざる得ない訳で……


……また、パーカーだし……


鏡は野暮ったい僕の姿を映し出す。


なのに、だ。


「くそッ、何を着せても可愛いって何なんだ…ったくよ」


と、その隣でブツブツと文句を言う園長が可笑しくて愛おしくて。


「あ゛ぁ?何にやけてんだよ」

「……ぷくくく…別に……」

「あ?ふざけんな、この野郎」

「あ、、///ちょっ、、そこはダメですって!!」

「可愛いからって何でも許されると思うなよ?」

「あ、、、、や///……は…ぁ、………んッ……」

「くくっ、エロッ」

「////っ!!」





こうして、毎朝。
出掛ける間際まで園長と僕はじゃれ合う。


だって、玄関を一歩出たらもうそこからは同僚にならなきゃいけないから…

ミヌ君を預かっていた期間を終了しても、僕がそのまま園長の家に居座っているのは。

園長代理以外の先生達は知らない。


だから、一緒に通勤する事も出来ず。


玄関を出るギリギリまで僕の身体は園長に弄ばれるんだ。


結局……今朝もあの後、一度シテしまった………


あぁー、、子供達と一日過ごすだけでも体力の消耗が激しいってのに!!


なのにだ。


「色々、漏れてんな………お前、そのままで園に来んじゃねぇぞ」


強引に抱いておいて、そんな台詞を吐く園長にポカンとする。


いやいやいや、、、、、


誰の所為だと思ってるんだーーーーっ!?














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