2016_10
25
(Tue)21:00

オトコはツライよ 合体編 #22







「まっ、、て…まだ靴が、、」
「うん、、分かってる…」


「、、ん、、っ…っっ!」
「チャンミン、、」

「も、、ホントにっ!」

全然分かってないじゃないか…

さっきそこの駐車場で息子とにこやかにバイバイしたばかり。

その隣で課長だって穏やかな笑みを浮かべていた筈なのに…

義父の運転する車が僕等の視界から消えた途端に家の中に速攻で連れて行かれ、玄関でこれだ。

「…タイム、、脱がないと部屋に入れません、、」
「あぁ、、分かった」

やっとの思いで僕の靴が脱げたと思ったら、課長はまた摑みかかるように頭の後ろを押さえ込んで唇を合わせて来る。

狭い玄関で身体をあちこちにぶつけながらも攻撃的なキスが続く。


…普段だってこんな風にキスはしない。

行ってきますのチュウは息子の目を盗んで軽く唇を触れ合わせるくらい。

お仕事お疲れ様の時はキッチンに立つ僕を構う振りして頬にキス。

甘えタイムは少しだけ濃厚さがプラスされるけど、やはり息子の事が頭にあるからそんなムードを避けて寸止めで終わる事も多い。


実は…

課長との初夜と言うものが、初夜の範疇を超えていた所為で。
暫くの間、僕の腰は使い物にならなかったんだ、、

だからと言うか、今日は待ちに待ったと言うか…


「ちょっと、、ここでする気ですかっ…」
「ハァ…俺はそれでもいいけど…」

僕の首筋に舌を這わせて恐ろしい事を言って来る。

まだ玄関だって言うのに、僕だけ着衣の乱れが酷いし。

こんな時だけ手先が器用になる課長の秘められた能力って一体…

「んあっ!、、」

気を抜いている隙に課長の手が僕の膨らみを直に掴んでいた。

やんわりと握り締められて、、力が抜けていく…

「ハァ、、チャンミン…好きだ、、可愛い…っ」

譫言のようにそんな所を揉みながら言われても、何だよそれ、って言い返したい所なのに、、

「っ、…ここじゃ…ヤダ…」
「…りょーかい」


柔らかい布団の上で同じ台詞を言って欲しいと思った。

…僕の中に入ってから、そう言って欲しいって…














「…僕も…名前で呼んでいいですか…?」

こんなに甘いシチュエーションなのに、いつまでも課長って呼ぶのは何だか違和感があって、、

ユノって…あ、それはまだ早いかな…
ユノヒョン…?ユノさん…とか、、


「あー・・・名前ね…」

僕を見上げる課長は困ったように笑う。

ん、?駄目なのか…?

僕が抱っこされているから、顔の高さに沿って目線の高さも異なっている。

課長は僕の後ろに腕を回して、お尻の辺りを揉んでいた。

それは会話とキスの邪魔にならない程度にやんわりと、だけど普段はそんな所を揉まれないから逆に新鮮で刺激的だった。

僕は上から見下ろす課長の顔を両手で挟み込んでチュッ、チュッ、と唇を弄ぶ感じでキスをしていた。


キスしかしていなのに、身体の隅々までぴったりと密着している気分で僕はこの体勢が一番好きかもしれない。

時折、課長が僕の胸の先端の膨らみを口に含んだりして悪戯を仕掛けてくるのも楽しかったし。

何よりもその状態なのに、ちゃんと下が繋がったままでいられる事が嬉しい…



「チャンミン…」

駄目なのかな。

「はい」

課長の手がお尻から離れた。


「…一回呼んでみようか、」

「…え、、いいんですか…?」

背中に手が触れる。


「うん、…じゃあユノって呼んでみて」

まさかのユノ呼びだ、、


「…ユノ…?」

うわ、、照れる…っ…あ、、おっ…?、なんか…


「ユノ、好きって」

言えって?


「……ユノ…すき…///」


あ、あ、、っ、、、!!


胡座の状態で僕の中に居る筈の課長のソレが、突然その存在感を増した。



「ハァ、、チャンミン…好きだ、、可愛い…っ…そんなの会社で言われたらヤバイな…」



僕の願いは叶って嬉しい筈なのに。

あぁ、、僕の好きな体勢が崩れてしまった…



ユノ呼び禁止。

課長が僕を会社でも襲う恐れあり。


次はもう少し、あの体勢で繋がっていたいな…














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