オトコはツライよ 合体編 #18

「そろそろ入れるよ」
も、やだ…早くしてっ……
後ろが疼いて仕方がないとか、そんなの有り得ない事だと思っていたのに、、、
今の僕はどうだ。
こくこくと何度も頭を縦に振って課長が手に持つユン棒を待ち焦がれている。
「ん、、っ…」
先っぽが押し当てられただけで背筋がゾクリと粟立つ。
「チャンミン、力を抜いて」
課長が粟立つ僕の背中を優しく撫で下ろすから、強張った身体も一瞬にして解れていく。
別に。
怖い訳じゃ無いんだ。
ただ一瞬だけ緊張するのは何度やっても慣れないだけで、その後に待ち構えている刺激に期待する方が上なのは確かだった。
ふーっ…
「そうそう…いいよ、その調子」
課長は随分と慣れたものだと思う。
初めての時こそ痛みで断念したのに、今は痛みなんて微塵も感じない。
寧ろ………
「あっ///」
「ここ好きでしょう」
的確に良い所を探り出しては。
「擦る方が気持ちいいかもね」
僕自身も気付いてないのに、知らない間に本人よりも身体の神秘に詳しくなっていたりして。
あんなに喘ぐのは駄目だと言っておきながら、あんあんと啼く僕をとても嬉しそうにして。
…矛盾だらけだった。
「もうそろそろいいかもな、ほら見て」
もっと突いて欲しいって所で止められて、不完全燃焼気味の僕を鏡の横に向けて。
その姿を見せようと課長がする。
気持ち良くなって来ていて、半分正気じゃないから出来たんだ。
普段の僕なら絶対にそんな自分の姿なんて見ようとしなかった筈だから……
「…えっ……これ、、って、」
「ユン棒だね」
そりゃそうだろ。
それ以外の物が入ってたら怖いですって。
鏡に映し出された僕は、お尻を突き出していて。
その所に深々とユン棒が突き刺さっていた。
こんなに…アレって入るもんなの…?
実際、使った事が無いからどんな程度が普通なのかは知らないけれど。
あんなに長くて太めの棒がすっぽりと飲み込まれていたんだ。
「そろそろどうかな…」
さっきと同じ台詞を吐きながら、課長の手がユン棒をくいくいッと小刻みに出し入れするから。
否が応でも僕の視界にもユン棒が僕の中から出て行く姿までも見る羽目になってしまう。
見てる分にはスムーズなんだけど、実際の僕の感覚としては。
内壁が捲れあがりそう、、ってなっていて。
だけどそれに痛みは全く伴わなく。
逆に、あ、、もっとして…とかそんな感じな時もあったり…
「気持ち良さそうだねぇ」
くすっと笑われて、はたと気付く。
鏡の中の僕が…蕩け切っていた。
「あ…っ…」
気持ち良さが僕のお腹に当たる自身の性器にも直結していたのか、課長がそれを握り締めただけで少しだけ出てしまった。
「…自分で名付けておいてあれなんたけど」
課長の声がワントーン下がる。
これは機嫌を損ねている合図。
だけど今の僕は課長の小刻みに上下する手の動きの所為で口から言葉が上手く出て来ない。
「そろそろさ。…ユン棒にも妬くよね」
「っ゛っ!!」
前を扱く手の速度が増したと同時に、後ろに収まるユン棒が一気に引き抜かれていく、、、
「…チャンミン、そろそろいいよね」
この時。
こくこくと頷く僕を、課長は分かっていたんだろうか…
それくらいに、課長も限界を迎えていた。
お待たせしました(´∀`*)
こちらの都合で合体編の更新が続くと思われます。
合体編のテーマを『卑猥』だと、某キノコのお名前のブロガー様に(←御本人の了解を得ずに出す時はこう表現するんですけど(笑))伝えたら。
『卑猥と笑い』になってると大ウケして頂きました。
ふふふ。
最終回までもう少しです、お付き合い宜しくお願い致します。

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