2016_10
05
(Wed)21:00

オトコはツライよ 合体編 #12







思いっ切りむせて、とにかく口の中の物を吐き出したかった僕は。



咄嗟に近くにあったゴミ箱に顔を突っ込んだ。


すると横から課長が大量のティッシュを寄越してくれ、オエオエ言いながら今度はそっちに吐き出す。


「、、っおえっ」


出す物は出しても匂いが残ってまだ吐き気がする。


「口を濯ぎに行こう」


言われるがまま腕を取られて課長と一緒にキッチンに行き、そこで口を濯いでやっとスッキリした所で課長からビール缶を渡される。


「一度、口直しする?」


一瞬迷ったけれど、確かに何か別の味で書き換えたい。


素直に受け取って、プッシュと一気に口に含むと若干舌がビリビリとした。


「どう?」
「あ、大丈夫です」


よく考えてみれば二人共全裸でキッチンで何をしてるんだか…


課長は何をするでもなく僕がビールを飲み干すのを突っ立ったままでただ見ているだけ。


僕も僕で、風呂上がりでもそんな事をした事が無いのに真っ裸でビールを煽るとか。


「…ぷっ」


相変わらず、ムードも色気も何も無いな…


変な状況に堪らず噴き出した事でやっと課長の表情がほぐれた。


「ハァ、、良かったぁぁぁ~」


「え、どうしたんです、、?」


安堵の溜め息を吐きながらその場にへたり込むから、僕も合わせてその場にしゃがむ。


「ん、…嫌われたらどうしようってすげぇ不安だったから、、、」
「えッ何で!?」


んー、寧ろ逆だ…
動画でセオリーの飲みくだしが僕には出来なくて、挙げ句の果て好きな人の目の前でオエオエしたんだから。


「俺、、まさかあんな早くイクとは思わなくて、、油断してたら…間に合わなかった、、ごめんっ、、」


見せる顔が無い、とでも表現するかのように顔を覆って更に項垂れる課長。


いつもはもっと余裕があって、こういう展開になるとリードを見せるのに、今の課長はその欠けらすら無い。


…だけど逆に僕は何だかホッとした。


僕だけ常にいっぱいいっぱいで課長について行くのがやっとだった。


僕なんかで物足りないだろうな、、って不安が常に僕につきまとっていたんだ。


なんかいいな…こんな課長も。




「謝らないで下さいよ…僕の方こそパニックになっちゃって見っともない所を見せましたし、、」


ね?と、顔を覆う手をやんわりと取ると、中から苦笑い気味の課長が現れる。


「う~ん、、シム君はあれで良かったよ。なんか慣れてないのが凄く新鮮で…って、俺も口の中に出したのは初なんだけどさ…」


「・・・・えッ?」


どういう事だ…??は、、初って、、?


「俺さぁ多分、人よりも長いんだろうね。今まで誰も口を使ってイカせた事って無いんだ」


「・・・・」


う…そ、、マジか///


「途中でもう無理ッて、顎が外れるって怒り出したりとか?別にこっちは強要してないのにさ。だからその内、先っぽだけでも舐めてくれれば充分だなって思うようになってて」


そうだったとは、、何だよっ///




「でもさ」


一旦、言葉を溜めて。








「シム君のお口は俺サイズだったんだね…やっぱり俺達って」




"丁度合う"




褒められたそばから課長サイズのお口は課長の唇にパクリ。




「んっ…//っ、、ぁ、、は、、、っ…」




そこにはもう既にいつもの課長の顔があった。


…やだな、、結局…どんな顔にもドキドキさせられてんだっ…///




そして、、前言撤回…


キッチンで全裸でムードも色気も無し、こんなの課長のスイッチ一つでどうにでもなるって事を忘れていた。


「…苦いね」
「課長の、、味ですよッ///」
「あは、ビールMIXバージョン?」
「ん、、そうですっ、、」
「ハァ、、っ、、そっか…じゃあ次はシム君の味を教えてよ…」


課長の指が勃ち上がり始めた裏筋をするりと撫でる。


ゾワっと鳥肌が立つような寒気と共に…


期待が胸を膨らませる。






キッチンと言う、日常的な場所で、、、


課長の顔が僕の股に沈むのが


僕にはスローモーションのように…見えた。




















(੭´・J・)੭そろそろ飽きたんじゃないですか?
(*∵)うん、、しつこいもんね。


飽きてないよ、のポチはこちらへ| |д・) ソォーッ…



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