オトコはツライよ 合体編 #9

「…………」
「………///」
この気まずい沈黙、凄くいやだ…っ、、
その空気をぶち破ったのはあっちで。
「…もっかい舐めようか?」
僕は思いっ切り首を左右に振り。
そんな僕を課長は笑った。
…やっぱり僕等にはこんな雰囲気が合うんだ。
盛り上がり掛けて、いい所で締まらない。
だから多分、、今日もこれで終了…
と、思ったのに、、、
「服なんて着なくていいよ、どうせ俺しか居ないんだし」
え?下着も?
聞く間も無く課長のなすままにリビングを抜けて寝室へと…
腰に一枚タオルを巻いた状態の男が二人、布団の上に仁王立ち。
「電気は…一番小さいのを点けとくか」
突っ立ったままで動けない僕とは正反対に、課長はテキパキと準備を始める。
準備って、何を?って思うけど。
それは恐らく一つしか無い、、
この先の事を考えただけで下半身に熱が集まって痛い。
でも、結構風呂場で遊んだ所為で頭がぼうっとする…逆上せたかな…
こめかみを押さえて立ちくらみを堪えると、パサリと頭にタオルが掛けられた。
「まだ濡れたままじゃん」
…そう言う貴方も同じでしょうが。
でも僕の視界に入るのは上のヘアじゃなくて、下の方だけ。
って…もう、勃ってるし、、///
「風邪引かれると困るから」
わしゃわしゃと髪を揉まれるけど、目がそこから離せない。
多分、、この後ってやる事は一つしかないんだろうけど、、
けど。
今日みたいに息子の目を気にせずにゆっくり出来る日が次はいつなのかも分からない。
だったら、、僕だって……と
「してもいいですか、、」
そっと触れると、タオルを揉んでいた課長の手が止まる。
どうしよう…言った途端ドキドキが半端ない、、
僕にちゃんと出来んのかな…?
課長みたいに途中でむせたりしてムードを壊したりしないかな…?
だけどここで怯んじゃ駄目だ。
「だ、め、、ですか?」
今更緊張で喉が、、乾くとか、、
「怖くない…?」
掠れてしまった声を、課長は怖いと思ったのか…
違うと言いたいけど、…違わなくも無い。
「………っ」
「無理しないでいいから」
無理じゃないんだ、ただちょっとだけ勇気が足りないだけ。
「じゃあさ…」
腰のタオルが急に取れたと思ったら、課長の手が僕の腰を引き寄せる。
「もう一回、…俺にやらせてよ」
「えっ、、!」
「それでシム君もやりたくなったらやればいいし」
課長は僕の手を引いて腰を下ろすように促す。
でも身体は明らかに寝る体勢…
横にならせて、それでいて自分はぐるりと回って、、
エッ、、えっ、、これって、、
「…やっぱり俺達って、丁度合うようになってんだ」
それをどんな顔して言ってるのか。
…僕には見えていないんですけど、、、
(*∵)わぁお…///
(ll・J・)わぁお…
週末を乗り切れました(*´д`*)ハァハァ
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