オトコはツライよ 合体編 #6

課長の胸は柔らかそうでいて、ちゃんと弾力もあり。
肌は吸い付くようにモチっと肌理が細かい。
だから僕がほんの少し唇に力を入れるだけで痕がくっきりと残る。
この前、それが何だか嬉しくってちゅうちゅう吸い付いてたら課長は擽ったくて手の動きを止めて。
『こらっ』って、笑いながら僕を怒ったんだけど。
次の日…
課長と一緒にお風呂に入った息子が突然大声を出したもんで。
慌てて風呂場へ駆け付けると、課長の胸に顔を埋めて泣き叫ぶ息子の姿があったんだ、、
それ以来、キスマークは一個だけって事にしている。
…世の中の夫婦はこんな悩みをどうやって解決しているんだろう?
そんな事を考えながら一箇所だけを集中的に吸っていたら。
「痛っ、、」
課長の呻き声に、はたと気付いて唇を離すと…
「うお!?」
真っ白い肌に一点の朱。
酷く鬱血したそれが痛々しい。
「すげぇ…」
「すみませんっ、、ついっ、、」
課長は、「いいよいいよその代わり後で俺も付けるから」ってこの時も笑って許してくれたけど。
僕にも課長が痕を付けてくれるのが嬉しくて、気を許すとにやけてしまう。
ちんこを握られているのに笑いが出る僕を見て、課長もつられて笑う。
実は。
二人共、浮ついていた。
何故なら…今日、息子が居ないから、、、
数時間前に。
義両親によって、息子は拉致られている。
予告無しに突然やって来た夫婦は、『明日は休みなんだからゆっくりしなさい』って、意味深な言葉を残して。
餌で息子を見事釣り上げて去って行った。
…ゆっくり、する…ねぇ、、、
それから僕も、課長もずっとソワソワしっ放し。
取り敢えず、いつものようにご飯を食べて、甘えタイムに突入して。
でも、どちらも入浴は控えていた。
僕は最初っから一緒に入る気満々だったって事なんだけど、、、課長も同じ気持ちだと思うと嬉しくて…///
平静を装いつつ、課長の手が僕の服を捲った時は期待に胸が膨らんだんだ。
僕等が、ゆっくりする事と言えば…アレしかない…
「そろそろいこうか」
そうだった。
いつまでも回想に耽って笑ってる場合じゃない。
僕は一度イケたけど、課長はまだなんだし。
オッケーの代わりに僕は唇を押し付けた。
課長はそれだけで充分スイッチが入る人、直ぐに甘いモードが二人を包む。
もし、課長と出会ってなければ…
一生僕はこの気持ち良さを知らなかったと思う。
男性同士特有の…皮と皮が擦れ合う不思議な快感。
男、だから。
オトコのモノの感じる所がピンポイントで分かる快感。
しかも、ただ擦ればイケるって訳じゃなくて。
視覚的な物や、キスをする事で得られる興奮度が必要だったりするのを。
言わなくても自然と出来る流れとか。
正直…
男同士が楽だって思ってしまう。
「んっ、、、」
「、、あ、、っ、、」
それにこれ。
「あ、、い、、イクっ、、」
「俺も、、ンッ、、」
同時にイケる喜び。
二人のお腹の間に、二人分の白い液。
温かくて、、、、心地良い…っ
「ハァ、、俺、、ヤバい……」
…もれなく、僕もです…
(੭´・J・)はぁ…、
(*∵)ハァ…
・・・・すみません(笑)
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