2016_08
14
(Sun)00:00

オトコはツライよ #52






あれ…?おかしいな、、、



指の腹で下からそっと胸の先端を掠めたら擽ったいって課長なら笑ってくれると思っていた。



…なのに、どうだ。

さっきから何度その先っぽに触れてみても課長は一切声を出そうとしない。

しかも、顔は捲った服で隠れているからどんな感じなのかも分からない状態。


でも僕から顔が見えないんだから、課長からも僕は見えないわけで。

いつ身体に触れられるかって、緊張感からか?課長は無意識に腹に力が入ってるみたいで。

指先が少しでも触れた途端にビクッと身体を跳ねらせる。

日焼けもしていない白い肌に薄っすらと浮かび上がる腹筋が波打つ。


もしかして…感じちゃってる?

…まさかな、、




触れるか触れないかの刺激だから課長の反応が鈍いんだ。

って、そう思ったのが間違い。

何度か触れた先端はピンッと張り出していて、摘みやすくなっていた部分を一気にキュッと指先でつまんだら。


課長に反応があったにはあったんだけど、、、



「ンッ…」

短い悲鳴みたいなのを出した後、腹の底から吐き出すような長い呼吸が続き。

目の前に晒された白い胸がみるみるうちに赤く染まり出す。


なんかさ、、これって、、、凄く変な状況じゃないか、、!?


半裸の課長に、膝立ちして前屈みで乳首を摘む僕。

………やっぱり、おかしい、、、と言うか変態っぽくないか、、??



「あの、、もういいです、、」

「…え」
「充分です、、だから服をおろして下さい…」

「そ、分かった」


意外にあっさりとした返事にこっちが戸惑ってしまう。


「…で?」
「は?」

「触ってみて楽しかった?」
「は、、別に、、冷静になったらなんか笑えて来たっていうか…」
「ふぅん、…そう」
「えぇ…」


あ、怒ったかな、、、?
一応は気を遣って変態ってキワードは敢えて避けたんだけど…


「じゃあ、触るのは俺だけって事でいいね」

「・・・・は?」


いやいや、、ちょっと待て、、何でそんな展開に!?って言ってるそばからもう揉もうとしてるしッッ!!


「待って!!」

ギリギリ課長の手より先に胸の前で自分の腕をクロスして叫んだ。


「…嫌?」

「嫌って言うか、、なんで、、また僕が…」
「嫌じゃないなら触ってもいい?」
「、、えっ、、いや、その、、」
「嫌?」
「いやいや、その嫌じゃないけど…」


ん、何だかデジャヴ。


「嫌なら、しない」
「う、うん…」

「でも…」

でも…?



「キスして」


「…………は?」





って、またこのパターンか!










にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


関連記事