2015_01
22
(Thu)00:00

赤ずきんちゃん





これは貴方の知るグリム童話とは少し違った物語…


さぁ、お話を読み聞かせしましょう…













俺はこの森で小さなBarをやっているんだ

客は麓の小さな街に暮らす人々が大半で、その多くは…この俺目当て

何を隠そう、俺は狼男
まぁ普段は人間の姿だし、別に取って喰う訳でも無いから害も無いだろうしね

んー・・・でも訂正

餌として食べたりはしないけど、可愛い女の子は頂いちゃってるかな♡

まぁ向こうもその気があって来てるみたいだし、巷では俺の事を"素敵な狼さん"って呼んでるらしいしね
自分で言うのもあれだけどなかなかの人気なんじゃないかな?

って言っても来る者拒まずって訳じゃないよ

俺にだって選ぶ権利はあるからね
そこそこ可愛いくて初々しいのが好みかな♪

でも女の子って怖いよね

いや、やめて、なんてしおらしく言ってた子が…
いつの間にか俺の上に跨って腰振ってるんだもん

狼の俺よりよっぽど獣だって思っちゃうよ
あっ、俺上手いこと言ったね!


まぁそんな訳で街の可愛い子ちゃんは俺が殆ど手を付けてる感じ

でも…まだお目当ての上物にはお会いしてないんだな

噂だと街一番の美人さんで、しかも男を知らないと来た
初物なんて滅多にお目に掛かれないのにまだそんな子が居たんだね

俺の雄的な部分が吠えちゃうよ

その子は皆んなから"赤ずきんちゃん"って呼ばれているらしいけど
常に赤い服を身に纏っているみたいなんだ

いやー、どんな子か見てみたいけど俺は麓に降りてまで女の子を追わないって決めてるの
俺のテリトリーは森だけ
それが俺のポリシー?ってやつかな

なーんて格好付けてるけど実は猟師に狙われるから
麓まで降りて悪さしたら下手すると撃ち殺され兼ねない
やだやだ、命は落としたくないよね


で・も・ね
なんと、今日はその赤ずきんちゃんがこの店に来るらしいんだ

同じ狼仲間のシウォンって奴がいるんだけど、こいつは街で仕事をしていて
Barで必要な物資をこいつが運んでくれるわけ
その時に色々と街の情報も教えてくれてて…

彼女が友達と一緒にこの店に来たがってたから案内役を買って出たらしいんだ

いやはや、持つべき者は友だね


そんな訳で俺は朝から浮き足立ってるんだ

あぁ早く夜が更けないかな………………………















んー、今晩は全然お客さんが来ないな…
まぁお目当ての彼女が来ればいいんだけどさ
何だかこんなに暇なのもね…



カラン…

おっとようやく来ましたか


「いらっしゃいませ」

「こんばんは」

わっ…迫力美人…つーか、でけぇー!モデル並み?
真っ赤なドレスがまた映えるねぇ…えっ?

もしかしてこの子が…

「赤ずきんちゃん?」

「えぇ…」

あらー…かなりイメージが違ったけどこれはこれでアリだな、うんうん

あれ?でもシウォンもお友達も居ない?

「一人で来たの?」

「はい、友人と一緒に来るつもりだったんですけど…男性とお約束があるみたいで…先に私だけ来たんです」

あぁ…シウォンやるなぁ、後で高い酒でもご馳走するぜ!くぅー!!

「あの…どうしたんですか?ご気分でも悪いんですか?」

おっといけない歓喜に浸っちゃったよ
ってうわっ!
バサバサって音がしそうな長い睫毛
それにこのクリクリした大きな目

こんなのに覗き込まれたらヤバイでしょ
あぁこのまま押し倒したい…

「あ、あの…私…こういうお店は初めてで…どうしたらいいんでしょうか?」

うわぁー…こてって首を傾けるの反則ね
むちゃくちゃ可愛いから…あー溜まんないね

でもここは冷静に

「まだ他にお客さんは来てないから好きな席に座ればいいよ」

じゃあここに…って俺の目の前じゃん
恥じらう姿がまたいいねぇ、はぁー仕事にならないな

「何か好きな物でも頼んで待ってれば?一杯ご馳走するよ」

「…じゃあビールをお願いします」















「って訳でさぁ笑っちゃうだろ?」

「うふふ…面白いですね…」

んー、笑うと目尻が下がって更に可愛い
そろそろ酔ったかな、目がとろ~んとして来たね

じゃ、寝ちゃう前にやる事はやっておかないとね♡

「チャンスニ…ちょっと飲ませ過ぎちゃったかな?奥にソファがあるから少し休んだ方がいいよ」

「え…?あ…はい…」

ふふ、完全に警戒心ゼロだね
俺に寄り掛かる感じも自然だし、これはいける

「チャンスニ…」

「…ねぇユノさん、どうしてユノさんの目は切れ長で美しいの…」

「ん….?それは…チャンスニを良く見えるようにだよ」

「ふふ…じゃあ、どうしてこのお口は真っ赤でぷるぷるしているの…」

「…それはね…チャンスニの可愛いお口を食べちゃう為だよ」

チュッ…ん…ふ…っ……はぁ……っ」


…すっごく…気持ちいい
あー…セーブ効かないかも…………ん…?

何かさっきから当たってる…

「…チャンスニ?これなぁに?」

「ふふ…これはね、ユノさんを懲らしめる…棒よ」

「ぼ、棒??」

「ほら…触って?」

「え…ってこれ…チャンスニ…男?!」

「ふふ…そうです、僕は"赤ずきんちゃん"の兄です」

あ、あにぃ?!

「驚きましたか?貴方の噂はよく耳にしてますよ、だから妹だけは近付けたく無かったんです」

「はぁ…」

「それにね…僕は猟師なんですよ」

「えっ!!」

「貴方が悪さをしたら撃ち殺してもいいかなって思ってたんですけど…気が変わりました」

「へっ…?気が変わった…?」

「僕を満足させてくれたら見逃してあげます」

それって…


















「はぁ……んッ…んッ……っ……ぁん」

ん…やば…い…こんなの…初めて…

「ふふ、いやらしい眺めですね…いつもは跨がせてるんでしょう?どうです、上からの眺めは?」

「はぁ….ぁんっ…あッ…イイ…よ…」

「僕もとてもいいです…貴方の中は…気持ちがいい…」

なんで…こんな…こと…に…

「貴方、男は初めてなんでしょう?初物は締まりがいいですね」

「…え…」

「シウォンから聞き出しました、狼男はいい体してますからね」

「な…」

あ、あいつ…

「そろそろ…限界じゃないですか?ほら…もっと振って…ほら、ほら」

「あっ、あっ、はぁん…………」






アオーーーーーン!!!



















「なぁ…シウォンとは…やったのかよ…」

「さぁ、どうでしょう」

何だよ…それ…

「あの、また来てもいいですか?」

「え…」

「また貴方に…ユノさんに会いに来てもいいですか?」

「じゃあ……もう、他の奴と寝るなよ…」

クスッ…ユノさんもね」

「わ、わかったよ!」

もうお前以外の奴となんて……無理なんだよ…

あんなの…あんな気持ちいいのを知ったら…





「なぁ…また絶対に来いよ?」

「えぇ、それまでいい狼でいて下さいね」

チュッ♡








はぁ……本当に怖いのは美しい顔をした男だったんだな…










end





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2016/03/26 (Sat) 12:26 | # | | 編集 | 返信

michi***様

あんにょんです♪

この時は書いてても楽しくてサクサク書き上げた覚えがあります♡
軽めの遊び人ならぬ遊び狼ユノ!!
しかーし!その上を行く赤ずきんチャミ(笑)

この攻防の続編とかあったら楽しいですね(笑)あー、このシリーズもまたふわっと降ってこないかなぁ(*ノ∀ノ)

2016/03/26 (Sat) 21:29 | あゆ #- | URL | 編集 | 返信

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