深夜3時のお・や・つ #28
ユノが変態なんです…

ユノが、、、ユノの目が。
普段、僕の話を聞く時に細くなる特徴的なあの目が。
僕を捕らえて、離さなかった。
本能的に
体が反応したんだ。
"逃げなきゃ"って。
じりじりと後退りする僕。
それを追うユノ。
狩る者と、狩られる者。
こんな時。
断然狩られる者の方が不利に決まってる。
だって僕は既に手負いのトナカイ。
ユノ無しじゃ今日はトイレすら行けない訳で……
逃げた所でたかが知れているんだ。
トンッ…
ほら、僕の逃げ道はここまで。
ヘッドボードに背中が当たる。
ドンッ‼︎
うはっ、、………これ、壁ドンってやつだ。
「…チャンミン」
ひっ、、、耳元で囁かないでぇ………////…‼︎
「はひぃ…」
「俺から逃げようと思ったんだ、ん…」
ユノの指が、、、、僕の顎をなぞった…
「あ、、、あのっ…」
「…逃がさないけどな」
そう言ったユノは僕の視界からふっと消えた。
ぴちゃ…
はぁ・・・・・ふぁっ、、、やっ、、、
目の前から消えたユノは僕の胸元に顔を沈めていた。
真ん中の尖りを含んだ口の中で丹念に舐め取る。
舌先でクチュクチュと弄んで。
ちゅっ…とわざと音を立てて口から離す。
・・・はぁ………………
長い吐息を吐いた僕をユノはふっと笑い。
「逃がさない、って言ったろ……?」
やんわりと僕を縛るんだ。
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