深夜3時のお・や・つ #23
ユノが変態なんです…

キュヒョンが暴露しちゃった通り。
そう、僕は好きな人に処女?を捧げた。
そしてまだ自分以外に誰も触れた事の無い息子も好きな人が扱いてくれたんだ。
あれは思い起こす事、3年前。
偶々、僕の通う中学校にアーチェリーの交流試合でユノが主将としてやって来たんだ。
僕は別にアーチェリーに深い興味がある訳じゃ無かったけれど、何せこの親友のキュヒョンがミーハーで。
『なぁ~チャンミン、相手校の主将がアイドル並みのイケメンなんだって!どんなにかっこいいかチラッとだけ見に行こうぜ』
なんて、強引に僕を引っ張ってアーチェリー場まで連れて行った。
そこはやっぱり僕等みたいなミーハーな外野ばかりでチラッとそのイケメン振りを確認したら直ぐにでも立ち去ろうと思って。
その姿を目で探していたら。
『あ!放つぞ!!!』
キュヒョンが叫んだ声と共にユノが放った矢はバスッと。
見事ど真ん中に命中。
ワァッと歓声が一気に上がる中、ただ1人だけその熱気とは対照的に涼しい顔をしていた人が居た。
それがユノだった。
ゆっくりと構えていた姿勢を元に戻し、見守るギャラリーに向かって軽く手を挙げる。
その様子に駆け付けたファン達が一斉に湧き上がる。
けれど、そんな周りの雑音が一切僕の耳には入って来なかったんだ。
何故って、それは………
僕の心臓も射抜かれていたから。
バスッ、とど真ん中に命中。
そう、この時のユノに僕は一目惚れをしていたんだ。
「はぁ…まさかあのユノさんとチャンミンが同室になるなんてなぁ~神様の悪戯か?」
キュヒョンは僕のその変化に直ぐに勘付いた鋭い奴で。
あんなに大食いで有名だった僕の食欲が無くなったのを見て
『チャンミン、恋をしているだろ』
って、あの何考えてるのか分からない顔をして僕を問い詰めたんだ。
それで素直に告白をして、で、今に至る訳。
キュヒョンは僕とユノの同室生活に興味津々。
でも、僕は………言えていなかった。
ユノが、、、、
あんなに、、、、、、、、、
ど変態だなんてっっっ/////
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