2015_09
25
(Fri)12:30

ムソク様の憂鬱 #10





「何をそんなに恥ずかしがる必要があるんだ」


「えっ‼︎だって…こんな明るい所でムンさんの…そのっ…裸なんて…」


「ふっ、何を今更。散々知り尽くしていると思っていたがお前のこんな一面も面白いな。ほら、こっちに来い」


一向にムソクに近寄ろうとせずに背を向けて体を丸めるユンの腕を強引に引き寄せる。


「あっ」


ユンは不意打ちの強い力にバランスを崩し、そのままムソクの腕の中に収まってしまう。


逞しいムソクの胸板。


ユンの心臓はドクンッと大きく波打つ。




「なぁ…お前、自分の体なんて洗った事無いんだろう?」


キュッとユンの体ごと包み込み、ムソクの指先がその華奢な肩を撫で下ろす。


「ふっぁ…」


その触れた指がそのまま脇腹を滑り降り、ユンは思わず吐息を漏らした。


その様子にムソクは口元を緩ませ満足気な笑みを浮かべ。


「特別に俺が洗ってやろうか?」


かぷりと、赤く染まる耳朶を食み。


ユンがぶるりと震える。


「んっ…あっ…大丈夫…自分で出来るからっ」


何とか腕を突っぱね、ムソクの腕の中から逃れようとするも。


「駄目だ、俺から逃げるな」


しかしそれを更にムソクは強く抱き締め。


「…ではお前が俺を洗え」


「えっ!?なっ、んっ……っ…ぁ……ぅんっ……」


ちゅくちゅくとユンの口の中をムソクの柔らかな舌が掻き乱し、息つく暇さえ与えさせてはもらえない。


苦しさでもがこうとも、頭を掴まれ激しさは増すばかり。


その濃厚な口付けにより、次第にユンの腕も自然とムソクの背中に回り、二人の隙間はぴたりと埋め尽くされる。


とろとろにユンの体が溶け出し、その下半身に熱が集中するのをムソクは触れ合う太腿で感じていた。


そしてくったりと凭れ始めたユンの体をそっと引き剥がし。


濡れた口元をだらしなく半分開いたまま、自分をぼんやりと見つめるユンに対し。


くすりと笑い


「分かるな…お前のこの舌で俺を洗うんだ」


そう、言い放つのであった。








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