2015_05
21
(Thu)00:00

陽だまりの中 episode 26





俺はユノへの揺るぎない愛を自覚してから

後悔の念を仕事へ向けた。


1ヶ月も穴を開けてしまった編集社に対しての償いにどんな細かな依頼も受けた。

短編も長編もコラムも。

今迄、選り好みしていた仕事を全て引き受けたんだ。

そしてその依頼をこなす傍らで一つの小説を書き続ける。


恐らく、最初で最後の題材。



それは俺が初めて手掛ける"恋愛小説"

俺自身が愛する人の為に贈る



初めてのラブレター。





拙くとも飾らなくとも

あくまでも等身大の俺の言葉で。


ユノへの愛を綴った本を作りたかった。






そして、ユノへの想いが本として届く前に

この手で彼を見つけ出す事も最優先に考えた。



ユノへの繋がる唯一の鍵。

以前に病院で擦れ違った若い女性を見つけ出す事。

仕事の合間を縫ってはあの病院へ足を運んだ。
毎日、毎日、あの女性が来る事を願って。

そしてある日、その女性を見つけた。

彼女に話をしようとして呼び止めると


「ユノ様をお探しですか…?」


そう言ったんだ。


正直、驚いた。

ユノが俺の元を去ったのを知っている事。

そして、その女性の表情が酷く哀しそうに見えた事に。


「えぇ。でも、覚悟は出来ています」


ユノを再びこの腕に抱き締める為に。

俺は必ずユノの元へと辿り着く。

そう決めた。



「分かりました。場所を変えてお話しましょう」


そう言って、その女性と俺は近くのカフェに入ったんだ。


そして彼女の口から語られるユノの置かれている状況に

言葉を失った。









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No title

言葉を失った?
・・・・・
あんまりユノをいじめないでね。

2015/05/21 (Thu) 00:28 | 723621mam #- | URL | 編集 | 返信

723621mam様

こんばんは(^-^)コメント有難う御座います。
・・・。
ユノペンなんですけどね、私。
儚気なユノってゾクゾクしちゃうんです。
昔から儚く散る物に取り憑かれてるshinは"桜"と"花火"が大好きなのです。←余談ですみません。

程々に…出来るかなぁ…んんっ…んー。。。

2015/05/21 (Thu) 00:45 | shin #- | URL | 編集 | 返信

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