2015_05
18
(Mon)00:00

陽だまりの中 episode 23






や…だ…いや…だ…

チャンミンさん、、、たすけて…



「ユノ…どうして泣くんだ?俺の事が欲しかったんだろ?」


はぁ、んっッ、、


「お前に手を掛けた奴は始末したよ、お前に嫉妬するとは馬鹿な奴だよ…そしてお前も俺を裏切ろうとするなんて馬鹿だな…ユノ」


あっ、、、、んっ、、、


「俺の元から離れていた間にすっかりと他の男に慣らされたか…」


や、、、だ、、、


「俺と…そいつ、チャンミンと言ったかな?俺とチャンミンを比べてるんだろう?」


んんっ、、、はっ、、、



「お前がチャンミンを求めるならいつでも返してやるさ…その前にたっぷりと御礼をしてやらないとな、チャンミンが愛したこの体に」


んーーーーーッ!!!











ユノがこの家を出て行って1ヶ月が過ぎる。

まだユノが居ない現実を受け入れられずただひたすら時に流されていた。


ユノを探す気力もましてや仕事に打ち込む事も出来ず。


ユノと過ごしたこのベッド。

ユノがお気に入りのソファ。


そこに身を沈めて彼の残した思い出に寄り添うだけ。


どうしてここを去ったのかさえ考えられない。

ユノがまたふらっと戻って来るような気がして。

ただぼうっと彼をこの胸に抱き締める温もりを思い出していた。









そしてユノは再び現れた。

腕いっぱいの向日葵の花束を抱えて。




この家に戻って来た。




でもそれはユノでは無かった。

俺の知るユノでは。




虚ろな目。

視線を合わせようにも焦点が何処にあるかさえも分からない。



そして白く滑らかな首筋にくっきりと浮かび上がる赤い痣。

恐る恐るユノの着ているシャツのボタンをひとつずつ外すと。

その体は真っ赤に染まっていた。

隈なく付けられたキスマークによって。



まるでそれは



『これは俺の物だ』



と、無言のメッセージのように。





俺を地の底へと落とす。











ブログランキングに参加しています。
皆様に応援して頂けると励みになります♡




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
関連記事

C.O.M.M.E.N.T

No title

またなんと衝撃的な・・・

チャンミンが過去と向かい合ったようにユノも闘わないといけないけれど、
これはツライね。
今度は、チャミがユノを救けてあげて。二人のため。

2015/05/18 (Mon) 07:43 | 723621mam #- | URL | 編集 | 返信

723621mam様

おはようございます^_^コメント有難う御座います。
初めから悲恋の予感のこのお話。
チャンミンが想像するよりも遥かにユノの過去は暗い物のようです。
そんなユノをチャンミンは救えるのでしょうか。
禁断の果実とは違ったざわざわ感をお楽しみ下さい。

2015/05/18 (Mon) 09:16 | shin #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック