2014_12
10
(Wed)15:41

純真 episode 2



耳に心地よいジャズ。

少し暗めの照明とほのかに揺れるランプの灯り。

ゆったりとした重厚なソファが座る人々を包むように各所に置かれている。

そのソファに座る男女の姿。

ここは…

「会員制のホストクラブだよ」

僕の疑問を晴らすようににっこりとミノ君が告げた。

「あっおいミノ!何処に行ってたんだよ。」

ミノ君と同じ…白と黒を基調に整えられたシンプルなウェイター姿の男性が声を掛けて来た。

「すみません、カンタ先輩。用事が終わったらすぐに戻りますから…ところでマネージャーは今どちらに?」

「えっ、あぁマネージャーなら奥の事務室に居る筈だけど。」

「分かりました、有難うございます。」

ミノ君に続いて僕もその先輩にお辞儀をして奥の部屋へと進んだ。

~コンコン

「マネージャー、ミノです。
失礼しても宜しいでしょうか?」

「あぁ、どうぞ。」

部屋のドアを開けるとそこには物腰の柔らかそうな男性がデスクの書類を整理している姿があった。

「マネージャー、例のバイト候補生です。」

マネージャーと言われるその男性が僕の足元から頭までゆっくりと見上げると

「ミノ、ご案内有難う。さぁフロアに戻っていいよ。
ん?その後ろに居るのは?」

部屋の入り口からそっと中を覗くように見ていたキュヒョンの事だろう。

「彼を紹介してくれた僕の友人です。」

「そうか。それなら面接が終わるまでカウンターで好きな物を頼んでくれるといい。
ミノ、ご案内して。」

とにっこりとキュヒョンに伝えた。
キュヒョンは小さくガッツポーズをしていた。

…あぁ僕は一体何の面接を受けるのだろう


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