2015_04
25
(Sat)12:00

ファイティン!チャンミン☆ episode 10






さっき先輩が僕に声を掛けて、更に頭を撫でた事で…

後ろのギャラリーはピタッと静まり返って、、、

何だか気まずい空気が流れている。

多分、あのプライドの高そうな勘違い彼女がわなわなと震えてるんだろうな。




ちょっと優越感(笑)



さてとそんな事よりも今回の対戦相手が問題なんだよな~。

なんせ、あの運動神経抜群コンビのテミン君とカイ君ペアなんだ!!

流石の先輩もこれは手強そう、、、

かと言ってテミン君達に負けて欲しいとは思わないし。



うーん、複雑。

純粋に先輩を応援していいのかなぁ?



うーん、うーん、うー・・ん??


テミン君とカイ君が僕に近付いて来る??

先輩といい、皆んなどうしちゃったの!?



「2人共どうしたの??」


僕に何の用事なんだろうね。



「チャンミン君…あのね」


口を開いたのはモジモジとして下を俯くテミン君。

何だかその姿がとっても可愛いんだ。



だから


「どうしたの?」

ってその俯く顔を覗き込むと驚いてカイ君の後ろに隠れちゃって。


代わりに呆れ顔のカイ君がそっと


「俺達がこの試合に勝ったら、テミンがチャンミン君とデートして欲しいって」


僕に耳打ちをして来たんだ。



ん?デート?遊びたいって事なのかな?

それなら別に普通に誘えばいいのに。



「いいよ♪」


にっこり笑って答えたら、カイ君の後ろに隠れてたテミン君がやたら嬉しそうにしてたけど。


そんなに喜んで貰えると益々どっちを応援していいのか分からない…


そんな事を考えていたから、またテミン君が頬を染めて喜んでいる姿と困惑顔のカイ君に僕は気付けていなかった。







やっぱり2人の最強コンビは手強い。



ユノ先輩が何度もその高さを利用して打ち込むスマッシュも俊敏な動きで拾い返す。


そして穴と判断された先輩のペアを執拗に攻め続ける戦略。


いくら万能の先輩でもこれはカバーしきれない。



うー、、、、、

いつかしか心の中で先輩の事を応援し始めていたんだ。

ユノ先輩…頑張れ……って。




僕の頭の中はテミン君との約束もすっかり消えていた。



試合はもつれにもつれ、ファイナルゲームまで持ち込まれ。

両者一歩も譲らない状態。




僕は両手を胸の前で握り締め、天に祈る。



「天国のお祖父ちゃん…どうかユノ先輩に力を貸して下さい…」



29対29、残すラリーはこのひと勝負のみ。




ドクン…ドクン…




会場全体が息を飲む。




サーブはテミン君、彼もまた緊張故か深呼吸をしてその一投を放つ。


それを先輩のペアが打ち返し、両者五分五分のラリー展開がスタート。


どちらも疲労の影が見え始めている…




先輩…頑張れ…どうか怪我だけはしないで…



あっ、、テミン君のドロップショット!


はぁぁ!拾った!!


完全に攻め込まれてる…



先輩…





ドクン…





ドクン…




勝って…お願い…




ユノ先輩……










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がんばって・・・ユノ先輩・・・・・

2015/04/25 (Sat) 22:43 | 723621mam #- | URL | 編集 | 返信

723621mam様

コメント有難う御座います♡

最強コンビ、、、手強いです{(-_-)}
何せテミンにはチャンミンとのデート権がかかってますから。
愛の力は凄まじいですよ。ふふん。

2015/04/25 (Sat) 22:49 | shin #- | URL | 編集 | 返信

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