2015_04
04
(Sat)00:00

陽だまりの中 episode 5






初めて押し入ったユノの中は全てを持って行かれそうな位に気持ち良く、腰を振るのさえ躊躇する程だった。

中に留まったまま動けないでいる俺をユノの潤んだ瞳が見つめる。

"気持ち良くないの?"

とでも言いたそうな目をしていて、俺は小さくかぶりを振ると

「ユノの中が気持ち良過ぎて動けないんだ」

少し照れを隠しながらユノの唇の上にあるホクロにちゅっとキスを落とした。
その言葉にようやく安堵の表情を浮かべる。

ユノと交われて嬉しくない訳が無い。
叶うならばこのままずっとこうして繋がって居たい、そう願う程なのに。

ユノを不安にさせてしまったなんて。

だから頭の上に置いてあるユノの手に自分の指を絡めた。
すると、きゅっとユノも指を絡め返す。
両手を繋いだまま、つむじ、おでこ、瞼、鼻、口のホクロまで順々に軽くキスを落とした。

そんなキスにくすくすと擽ったそうに身を捩るユノが可愛いくて仕方がない。

このままこの胸に閉じ込めておきたい程に愛おしいと思うなんて。

そして、上から見下ろす俺を愛らしい瞳で見つめ返すユノにそっとキスをした。

本当に愛おしい人を抱く時は気持ちでイケるんだと初めて知った。
その後、数回腰を振っただけで俺はユノの中に滾る熱を注ぎ出した。

こんなに持たなかったのは初めての事。
それだけユノに惚れてる証拠だと感じた。

男としては情けないけれど、そんな俺をユノは優しく慰めた。
ポンポンとあやす様に。
いつも余裕が無いのは俺の方、そして癒されているのも俺なんだろうな。
そんな思いを抱きながらユノの胸の中に顔を埋めた。




初めてSEXをした日からまた俺達の生活が変わった。

いつもの定位置で丸まるように寝ているユノは相変わらずだけれど、ブランケットからはみ出す白い肌には無数の痣が浮かび上がっている。

仕事をひと段落させて

「ユノ」

と呼ぶとピクッと体が跳ね、寝惚けた顔を擦りながらこちらへ近付いて来る。
羽織っていたブランケットはパサリと落ち、ユノの一糸纏わぬ滑らかな素肌が現れる。

そのまま俺の膝の上に跨ると肌蹴たシャツの隙間に顔を埋めてぺろぺろと尖りを舐め始める。
ユノが胸の愛撫に夢中になってる間、俺は後ろの窪みに自身の勃ち上がったモノを埋め込む。

日中、何度も仕事の合間にこうして肌を重ねて、夜はベッドで抱き合うようにして眠りに就く。

ユノは一日の大半を裸で過ごし、来客がある時だけソヒョンが選んだ服に身を包む。
俺もシャツと下着だけ、急な来客があるといけないから流石に全裸で仕事をするわけにはいかない。

SEXが終わるとまたユノは定位置に、俺は珈琲を飲んでから仕事を再開する。

それが2人の日常になっていた。

ある日、仕事で家を空ける時に寂しくないようにとスマホをユノに与えた。
少し使い方を教えると直ぐにユノは弄りだす。
多分、記憶が無いだけで以前は持っていたんだろうと分かった。

サクサクとアプリをダウンロードし始めて、数分すると俺のスマホにカカオのメッセージを知らせる着信が鳴った。

まさかユノが?

そう思いスマホを確認すると、やはりユノからのメッセージが届いていた。
そのメッセージを開くと

『チャンミンさんはとってもかっこいいです』

その一文だけ。
送った主はソファに隠れて顔を見せない。
そんな事をわざわざ伝えようとするのがなんて可愛いんだと顔が綻んだ。

だから俺も

『ユノはかっこいいし、とても可愛いよ』

と送り返した。

くすくすとソファの向こうから嬉しそうな笑い声が聞こえて来る。

そしてまた俺の着信が鳴る。

『僕はそんなチャンミンさんが大好きです』

嬉しくて堪らない愛の告白。
本当に可愛いくて愛おしくて堪らない。

『俺もユノが大好きだよ』

何気なく返した一言。

けれどソファの向こうから笑い声も何も聞こえて来ない。
メッセージも既読のまま、返信は無い。

「ユノ?」

声を掛けてみても顔を出さない。
不思議に思ってソファの上から覗くとうずくまるユノの姿。

何が起きたのかと思い、ユノの正面に回ろうとして足が止まった。

その手にスマホをしっかりと握り締め、ふるふると肩を震わせながら大粒の涙を流していたんだ。

初めて見るユノの涙。

「どうした…?」

覗いた俺の顔を見るとユノは更に嗚咽を上げてギュッと首にしがみ付いて来た。
しゃっくりを上げて泣くユノの手にはやはりスマホが握られていて。

その画面には俺が送ったメッセージ。

そうか。
俺は今までユノに想いを伝えた事が無いんだ。

「ユノごめんな、ユノの事をずっと好きだと思っていたのに。言って無かったなんて本当にごめん。大好きだよユノ」

首に回された腕を解き、泣きじゃくるユノの頬をそっと挟み、その目を見つめて囁いた。

"すき?"

ユノの口がそう動いた。

「あぁ、大好き過ぎて頭がおかしくなりそうな位にね。好きなんだ」

溢れ出る涙を親指で拭いながらそのつぶらな瞳に唇を寄せた。

擽ったそうに笑うユノ。

そんなユノを見て愛おしさが込み上げる。
今までユノは言葉にならない声で何度、俺に想いを伝えてたのだろう。

俺はそんな事も知らず、ただ肌を重ねるだけで想いが伝わると思っていたんだろうか。
何で今まで好きだと言ってやらなかったのか。

涙を流して嬉しそうに微笑むユノを目の前にして後悔で胸が張り裂ける思いだった。

これからはユノにそんな不安を与えない位に伝え続けよう。

「ユノ、愛してる」

これが俺の本当の想いだから。



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2015/04/04 (Sat) 16:12 | # | | 編集 | 返信

Re:

雪***様

コメント有難う御座います(*^^*)
そしてお名前の件、有難う御座います♡

やはり結構キテますよね・゚・(。>Д<。)・゚・
トンロス、ユノロス。

ファンミ行きたいですけど私はもう口実が出来なくて無理そうです_| ̄|○

雪***さんが当たりますように!!

2015/04/04 (Sat) 16:54 | shin #- | URL | 編集 | 返信

No title

さくらが舞ってる!
うーれーしーーーーー!

このチャンミンとユノのえちは、陽だまりのようなえちに違いない。
と思うmamでした。

2015/04/04 (Sat) 20:37 | 723621mam #- | URL | 編集 | 返信

No title

は? それって題名そのまんまですけど。 どうだろう。
とかのツッコミは無しで。笑

2015/04/04 (Sat) 20:56 | 723621mam #- | URL | 編集 | 返信

Re: No title

723621mam様

コメント有難う御座います(*^^*)

桜、気付いてくれましたか♡
御意見は直ぐに反映させるshinです(^o^)/
取り敢えず今月中はこのままで行こうと思います♪
今のお話もほんわか?してるのでまぁ合うかなとd(^_^o)
って事は次のお話も爽やか路線か?
んー、んー、んー;^_^A

えっ?突っ込んじゃ駄目なんですか(笑)

2015/04/04 (Sat) 21:11 | shin #- | URL | 編集 | 返信

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