君ヲ想フ ~**サクラミチ**~ 15

一人きりで眺めた景色は
どれも虚しいだけで
埋まらない心
君がいないせいだと 気づいた
離れた時間の分 前よりも深く
君をもっと 好きになった
*…***…*…***…*…***…
"…ん…あっ…んん…イク…あっ、ッッ…!!"
・・・一体
この漫画は、、、、本当に僕等のこの先!?
あぁ…
キュヒョンの言うように男女のそれと変わらないってこう言う事なのか・・・
僕が無意識でしようとしていた事は男同士でも有り得る話で、、、
あのまま僕が口を寄せていたら…
あーーーーー!!!
恥ずかしいっっっっ//////
ユノ君は知識があると思うってキュヒョンが言ってたから…
逆にユノ君が僕に・・・って事も?
ユノ君が僕の…そんな所を、、、舐めたりするの?
あっ
マズイ…想像した
あっ、あっ…/////
漫画本を読んでる時は何も反応しなかったのに
ユノ君と…って
考えただけで…………勃つなんて/////
体も火照って熱い・・・
想像だけでこんなになるなんて初めて、、、
何か…罪悪感
でも
「…ッん…はぁ…」
瞼に浮かぶのは
あの綺麗なユノ君が僕の掌で果てた…顔
「ふ、、ンッ…あっ…んっ」
そしてこの扱かれているモノを
握り締めるユノ君の長く綺麗な指
「はぁ…んッ…ユ…ノ……ッッッーーーっ」
はぁ…ユノ君で…抜くなんて、、、
どうかしてる
けれど…凄く興奮した・・・
漫画の中の2人をユノ君と僕が、って考えるだけでゾクゾクして
体の芯が熱くなるんだ・・・
はぁ……なんかヤバいな…僕
吐き出して体はスッキリしたのに
更に心はまた穴が開いてしまったような気がして
ベッドに倒れ込むように体を投げ出した
くるくるとシーツに包まりながら
やっぱり頭に浮かぶのはあの優しくて眩しい笑顔…
その笑顔を抱き締めようと天井に伸ばした手が空を切る
「早く…帰って来て…会いたいよ…ユノ君…」
********************************
「あらお帰り、そう言えば今日だったわよね手術」
「ただいま。うん、だからその前に顔を見せに来たよ」
そう…ってにこやな笑顔が僕を出迎えてくれる
何年も見慣れたこの姿とも今日でお別れ…
だから最後に母へ会いに来たんだ
「あっ、ただいまアンジュ!」
チリチリンと鈴の音を鳴らして僕の足元に擦り寄る
「アンジュも貴方が変わったら気付くかしら?」
ふふっと笑う母さんがアンジュの背中を撫でる
「きっと分かるよ…アンジュとは長い付き合いだから」
「そうね、この子ももうすっかりおばあちゃんになっちゃったわねぇ…」
そう言えば…
「ねぇ、何でアンジュは"アンジュ"って付けられたの?」
あら、って僕とよく似た大きな目をまん丸にして
「覚えていないのね…でもあの子の事は覚えているんでしょ?」
その瞬間
サァーッと僕の霞がかった記憶の中で
淡い色の花びらが
忘れ掛けていた何かを呼び起こすように
ひらひらと…
舞い上がったんだ
僕の失った記憶の欠片…

・・・一体
この漫画は、、、、本当に僕等のこの先!?
あぁ…
キュヒョンの言うように男女のそれと変わらないってこう言う事なのか・・・
僕が無意識でしようとしていた事は男同士でも有り得る話で、、、
あのまま僕が口を寄せていたら…
あーーーーー!!!
恥ずかしいっっっっ//////
ユノ君は知識があると思うってキュヒョンが言ってたから…
逆にユノ君が僕に・・・って事も?
ユノ君が僕の…そんな所を、、、舐めたりするの?
あっ
マズイ…想像した
あっ、あっ…/////
漫画本を読んでる時は何も反応しなかったのに
ユノ君と…って
考えただけで…………勃つなんて/////
体も火照って熱い・・・
想像だけでこんなになるなんて初めて、、、
何か…罪悪感
でも
「…ッん…はぁ…」
瞼に浮かぶのは
あの綺麗なユノ君が僕の掌で果てた…顔
「ふ、、ンッ…あっ…んっ」
そしてこの扱かれているモノを
握り締めるユノ君の長く綺麗な指
「はぁ…んッ…ユ…ノ……ッッッーーーっ」
はぁ…ユノ君で…抜くなんて、、、
どうかしてる
けれど…凄く興奮した・・・
漫画の中の2人をユノ君と僕が、って考えるだけでゾクゾクして
体の芯が熱くなるんだ・・・
はぁ……なんかヤバいな…僕
吐き出して体はスッキリしたのに
更に心はまた穴が開いてしまったような気がして
ベッドに倒れ込むように体を投げ出した
くるくるとシーツに包まりながら
やっぱり頭に浮かぶのはあの優しくて眩しい笑顔…
その笑顔を抱き締めようと天井に伸ばした手が空を切る
「早く…帰って来て…会いたいよ…ユノ君…」
********************************
「あらお帰り、そう言えば今日だったわよね手術」
「ただいま。うん、だからその前に顔を見せに来たよ」
そう…ってにこやな笑顔が僕を出迎えてくれる
何年も見慣れたこの姿とも今日でお別れ…
だから最後に母へ会いに来たんだ
「あっ、ただいまアンジュ!」
チリチリンと鈴の音を鳴らして僕の足元に擦り寄る
「アンジュも貴方が変わったら気付くかしら?」
ふふっと笑う母さんがアンジュの背中を撫でる
「きっと分かるよ…アンジュとは長い付き合いだから」
「そうね、この子ももうすっかりおばあちゃんになっちゃったわねぇ…」
そう言えば…
「ねぇ、何でアンジュは"アンジュ"って付けられたの?」
あら、って僕とよく似た大きな目をまん丸にして
「覚えていないのね…でもあの子の事は覚えているんでしょ?」
その瞬間
サァーッと僕の霞がかった記憶の中で
淡い色の花びらが
忘れ掛けていた何かを呼び起こすように
ひらひらと…
舞い上がったんだ
僕の失った記憶の欠片…

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