2014_12
24
(Wed)23:08

バス episode 3




あのキスの意味を聞けないまま

いつもの時間を

このバスで過ごす



いつも隣に居る筈の貴方は

今日は居ない



その代わり

僕が降りるバス停よりも2つ前で

バスを降りた



貴方に教えられた住所

マンションの番号



何度か呼び出しても応答の無い

インターフォン


ドアノブに手を掛けると

ガチャリと開く玄関


その先に見えるのはポツポツと

明かりの灯ったキャンドルの道


そして玄関先で迎えてくれる

雪だるまのぬいぐるみ


…Merry Christmas




キャンドルの道の奥に続く扉


『カチャッ』







真っ暗な部屋にほんのりと灯る


キャンドル達


それはハート型に形作られ…





その真ん中で微笑みながら


佇む 貴方


その手には真紅の薔薇の花束






「…好きなんだ


チャンミン…

俺と付き合ってくれないか?」





ただただ涙が溢れた


大きくて温かい掌に頬を包まれ


優しく抱き締める


貴方の肩越しに見た



初雪を



僕は



忘れない…








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